こんにちは、SAKETIMESです。
2015年、SAKETIMES読者の方々には本当にお世話になりました。
日々、購読いただいている皆様のお陰で今年は大きく飛躍した一年となりました。

SAKETIMESの開設以前、"日本酒メディアを作って、その魅力を発信したい!"という僕達の考えに対して、

・そんなに発信する情報は日本酒業界にはないのでは
・日本酒は飲むものであってネットで読むものではない
・収益化が難しいので辞めたほうが良い

など、ネガティブな意見をいただくこともありました。
しかし僕らにはメディアがうまくいくという確信がありました。

日本酒には、"飲む"という体験だけでなく"知る"という楽しさがあるからです。
どんな原料で造られているのか、誰がどんな想いで造っているのか、味覚とは別の感性で味わう魅力が日本酒にはあり、知ることが飲むという体験に繋がるからです。

業界誌「酒類飲料日報」では、2015年は「日本酒ネットメディア元年」だったと総括されていました。
多くの日本酒情報を扱うネットメディアが現れ、これまで消費者に届けることの出来なかったストーリーや造り手の情熱を伝えることができるようになってきている、といった内容です。

結果として、SAKETIMESは日本酒情報において影響力のある有数のメディアとして各方面から評価をいただき、
今年は本当に多くの酒蔵、卸、酒屋、飲食店の方々と連携をしながら活動を続けることができました。

こうした活動の中で一番実感したことは"やっぱり日本酒って凄い!"ということです。
インタビューで話しを聴いていても、お酒を飲んでも、蔵見学をしても、イベントに参加しても、毎回感じることはこの日本酒の魅力です。その都度想います、”もっともっとSAKETIMESを通してこの魅力を発信したい!”と。

メディア事業として、まだまだ理想には遠く及びません。改善しなければいけない点は数多くあります。
ひとつひとつ改善をしていきながら、2016年も、日本酒の魅力を力強く、そして誠実に伝えていきたいと想います。

SAKETIMESは日本酒を造らず、売らず、飲食店も持っていません。
ただ、消費者の方々と一番接点のある"伝え手"でいたいと考えています。
来年は今年以上に大きく成長できる年にしていく所存です。

今年一年、本当にありがとうございました。
来年も引き続きSAKETIMESをよろしくお願いいたします。