最近よく耳にする、酒蔵と観光を掛け合わせた”酒蔵ツーリズム”を体験しよう、ということで、今回の目的地は千葉県酒々井町の酒蔵・飯沼本家です。飯沼本家は、日本酒×観光の最前線として、国内外から大注目されています。

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なんと、年間5万人の観光客が飯沼本家を訪れるそう。その魅力は何なんだ!?
ということで、わたくしSAKETIMESライターのゆりえが飯沼本家を訪問してきました!

都内からたった1時間半のショートトリップ!

飯沼本家が位置するのは、千葉県は酒々井町、人口2万人ほどの小さな町です。最寄り駅の南酒々井駅は、東京都心からJR総武本線で1時間半ほどで到着します。
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JR総武本線はどんどん田舎へ向かいます。日本酒の蔵がこんな近くにあるなんて…ああ神様ありがとう。高鳴る鼓動を抑えきれません。
平日の電車内は、地元のおじいさん・おばあさんが、みかんを食べながら世間話で盛り上がっていました。ああ平和…。社会の縮図・山の手線とはひと味違います。

ついに南酒々井駅に到着!

電車に揺られること約1時間半、南酒々井駅に到着しました。

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着いたあああ!

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うおおお!!!

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人いねえええええ!!!!!

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人いねええええええ!!!!!!

南酒々井駅は無人駅でした。都心から南酒々井は片道2000円前後なので、出発前にしっかり電子マネーをチャージしていきましょう。
また、東京方面の電車は、1時間に2本程度しかありません!帰りの電車時間はしっかり注意してくださいね。

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奇跡的に地元のおばあさまがお通りになり、パシャリ!ここが南酒々井駅です。
さあ、さっそく出発だ!

飯沼本家までの道のり

駅を出発すると、目の前に飯沼本家の看板がありました。

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「酒々井まがり家」とは、飯沼本家が運営するレストランとギャラリーを備えた複合施設です。ここのレストランでの日本酒を使った料理も絶品らしい。ああ、高まります。さあ、先を急ぎましょう。

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と思ったら5m先に看板発見!絶対200mも進んでない。

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さらに進むと、またすぐに看板が!森の中に迷い込まないようにということでしょうか…。駅からこの看板がたくさんあるので、絶対に迷いません
駅から飯沼本家までは、徒歩10分ほど。その道中も、風情のある景色が広がっています。

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おばあちゃんの家を思い出させる古き良き民家。

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突然出現するネギ畑。

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へー、ブルーベリー畑もあるんだ!

 

ときょろきょろしている間に、

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到着したようです。いいかげん看板しつこいなまじで(笑)

ついに到着!ここが天国・飯沼本家だ!

矢印の方向に進むと…
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飯沼本家に到着!なぞのオブジェが出迎えてくれました。

おや、よく見ると、

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QRコードを読み込むことでガイドもしてくれるようです。なんて今ドキなんだ…。

トイレを探しに周囲を散策していると、

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駐車場の裏になぜかヤギが…!

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ヤギにその辺の草をあげると、0.001秒で手から奪われました。(後ほど蔵元の方から名前をお伺いすると、「ヤギです」とご回答いただいきました。あの、あまりにもあれなので…名前急募です。)

ヤギと遊んだところで、飯沼本家の正門を探します!

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門の前の倉庫。パッケージされた日本酒が積まれていました。

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門の前にある「酒々井まがり家」
外観は歴史を感じる立派な建築物です。中がとても気になります…!
そしてまがり家をすぎると…

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飯沼本家の門が登場しました!!

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でかい!門がでかい!!

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私の身長が160cm程度、その2倍ほどあります。

門からすでに日本酒独特の香りが一面に漂い、日本酒好きにはたまりません・・・
無言で香りをクンクン嗅いでいると、後ろから声が。

「ゆりえさんですか?ようこそいらっしゃました!」

(あ、案内してくれる飯沼本家の方だ)

振り返ると、

 

え!?
えっっっ!!?

失礼ながら、想像していた酒蔵の方は、こんなイメージでした。

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しかしそこに立っていらっしゃったのは、想像よりずっとお若い、ユニ○ロのダウンをさらりと着こなすさわやかイケメン。
株式会社飯沼本家・取締役営業部長、飯沼一喜さん。

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飯沼さん「遠方からお越しいただき、ありがとうございます!」

いえ、こちらこそ本当にありがとうございます。
この時点で胸の鼓動が爆発しました。

周辺施設も見所満載!酒々井町のおすすめスポット

挨拶の後さっそく蔵をご案内いただいたのですが、そこは次回たっぷりお伝えするとして、「飯沼本家は酒々井という街を抜きには語れません!他にも多くの見所がたくさんあるんです」という飯沼さんに案内していただいた酒々井町のオススメスポットを紹介します!

①酒々井プレミアムアウトレット

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180店舗ある大型アウトレットモール。この日はセールも重なり最大80%OFFでした。

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アウトレットの中のフードコードには、観光インフォメーションもありました。
ご当地キャラクターSHISUIちゃんとパシャリ。可愛い顔して常に酒瓶を持っているとんでもない酒豪です。
東京駅からアウトレットまで直通のバスも走っていて、とっても便利!

② 酒々井温泉 湯楽(ゆら)の里

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2015年12月にオープンした本格天然温泉。アウトレットから徒歩10分、無料送迎バスも走っています。
部屋着レンタルつきで、館内をゆったりできます。
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中はこんな感じ。漫画も常備してあり、1日中居座れそう。

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レストランではもちろん飯沼本家の日本酒も扱っていました!
12月のオープン時、飯沼本家協力の元、お風呂の中に日本酒をいれる「日本風呂」を催したそうです。なんでリア充なお風呂なんだ。ぜひもう一度やってほしいものです。

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時間の関係で今回は2ヶ所を案内してもらいましたが、その他にもハーブガーデンや資料館、武家屋敷などたくさんの見所があるようです。どこも飯沼本家からタクシーで10分圏内!次回はゆっくり散策しようと思います。

さて、周辺散策も終わり、ついに飯沼本家内部を案内してもらいます!
酒蔵ツーリズムの最先端・飯沼本家には、何があるのでしょうか…。

次回もお楽しみに!

(取材・文/石根ゆりえ)

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