SAKETIMESライターのドリンクスタイリスト齋藤です。
今回は日本酒カクテルを実際に作って飲んでみたいと思います。
こちらは昨年参加した日比谷バーのカクテルコンペにおいて、
お土産にいただいたものです。
これはMOTOZAKE(基酒)というコンセプトの日本酒。
MOTOZAKEとは日本酒の愉しみや味わいをひろげるカクテルベース専用の日本酒です。
参考>MOTOZAKE
SAKENIC(サキニック)を作ってみた
これをさらに専用のトニックウォーターで割ったカクテル。
その名も「SAKENIC(サキニック)」!!!
「サケニック」ではなく「サキニック」と呼ぶのは、外国人のSAKEの発音がそう聞こえることに加え、今までにない全く新しい日本酒カクテルの提案であるからだそうです。
それでは早速作ってみましょう。
<レシピ>
A:カクテル専用日本酒 60ml
※今回の銘柄=奈良県の株式会社今西清兵衛商店「春鹿」
B:トニックウォーター 60ml
C:オレンジピール(ツイスト)
※ツイスト=主にレモン・ピール(レモンの皮)といった柑橘類の皮を指先でひねること。ツイストさせることで皮表面のオイル成分が飛び、カクテルに降り注ぎ、爽やかな香りを添えたり、味わいを引き締めたりする。
①グラスにかちわり氷を入れて日本酒(A)を注ぎます。
②同じ量のトニックウォーター(B)を注ぎ、バースプーンで1〜2回ステアします。
ポイントは1:1の割合。
③最後にオレンジピール(C)で香りづけをして完成。
香りも味わいも非常に爽やか。
かすかな苦みとスパイシーさがあり複雑味があります。
近年流行っている日本酒スパークリングとは違って、甘みが少ないのでさらりと喉を潤します。
一緒に合わせる料理は「鯛のカルパッチョ」
カクテルに合わせて鯛のカルパッチョも用意。
ポイントは2つ。
①カクテルに使った同じオレンジを絞ることで共通項ができる。
レモンやライムよりも酸味が柔らかいので寄り添いやすくなります。
②黒胡椒の代わりに山椒を使うことで刺激の視点を変える。
舌にピリッとくる感じが相性抜群です。
日本酒カクテルはまだ慣れない初心者の方にも飲みやすくておすすめです。
一緒に料理もあるとより楽しめます。
是非試してみてください。
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