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TVや新聞など各メディアからも大注目!今話題の石井酒造ってどんな酒蔵?

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こんにちは、SAKETIMES編集部、日本酒マスターの山口奈緒子です。

日本酒 × 美女〜私を飲みに連れてって♡〜(石井酒造編)でご紹介した「石井酒造」「初緑」について、詳しくご紹介したいと思います。

 

1. 石井酒造について

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今回、動画の中で飲んでいるお酒を造っているのは埼玉県幸手市にある「石井酒造」です。
まずは石井酒造がどのような酒蔵なのかご説明します。

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埼玉県というと、「酒造り」というイメージがありませんが、実は石井酒造の例で見ても歴史は古く、天保11年(1840年)に造り酒屋をはじめたそう。この時代、幸手市は江戸の宿場町として栄えていました。石井酒造は日光街道と御成街道のちょうど分岐点に位置していたことから、多くの酒をたくさんの方に振る舞っていたそうです。人々の疲れた心・身体をいやしていたのですね。
ちなみに全盛期には約5,000石の生産量を誇っていたそうなのですが、この量はなんと1.8Lの一升瓶で500,000本分に相当するのです。

今では約500石ほどの少量生産をしておりますが、生産量を減らした分、手間暇をかけた手造りでの酒造りに注力しています。大量生産では造れないこだわりの日本酒を造る環境を整えているということなのですね。

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また、石井酒造の他の酒蔵にはない特徴が社長・杜氏(杜氏・酒造りの製造責任者)がどちらも20代であることです。日本酒業界はいままで経験がものを言う経営や酒造りが多く、比較的他の業界に比べて代謝のおきにくい業界でした。
しかし、日本酒業界を盛り上げようととしている酒蔵も増えてきており、石井酒造はその中でも特に若い造り手。期待していきたいですね。

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また、特に石井酒造が日本酒をあまり飲んだことが無い方にも受け入れられやすいようにと取り組んでいることとして、日本酒の裏ラベルに「日本酒の分布図」を記載している点です。

確かに消費者側からすると、お米の削り具合(精米歩合)・使用酵母などスペックのことは書いてあっても、これだけでは実際に飲んだときにどういう味なのか想像しにくいのではないかと思います。図などで説明してくれていればそういった悩みも解消されますし、消費者にも優しい気遣いですよね。

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日本酒の試飲会イベントなどで、石井酒造が出店されていたとき、その味わい図のPOPもお酒と一緒に並べていました。来場者はそれに気を引かれてブースに寄ってくれたり、どのお酒を飲むか選んだりしていて、その味わい図がもたらす効果を私も実感しています。

若き酒蔵の挑戦、これからも見守っていきたいですね!

 

2. 石井酒造の「初緑 吟醸」について

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香りはリンゴの蜜のようなきれいで主張しずぎないフルーツの香り(吟醸香)が立っていて、その中にお米のやわかい香りも一緒に感じられます。
また、味わいは、全体的にスッキリ飲めるものの甘味やお米の旨味が程よく口の中に広がり、飲み心地がよく軽やかです。香りにも味わいにも「出すぎない」という奥ゆかしさがありますね。

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この「初緑」というお酒の名前は「冬の過酷な仕込みが終わり、新緑が芽生え始める頃、ふと平野の先を見つめると富士山が見えた事から、いつも新緑の様に新鮮で富士山の様に雄大なお酒を提供したいという願いから、この名を名づけた」そうです。

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若さという勢いを感じながらも、手造りによる酒造りを堅実に行っているまさに今の石井酒造にぴったりのネーミングですね。

 

 

3. 新しい資金調達!?クラウドファンディングで大成功

クラウドファンディングとは、インターネットを介してさまざまな方から支援してもらえる仕組みのことです。石井酒造はこのクラウドファンディングの仕組みを利用して、のべ207人の方々から、2,069,000円の資金調達に成功しました。

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今ではさまざまな方々がクラウドファンディングを活用していますが、それもまだまだ一部の範囲と言えるでしょう。特に日本酒業界でのIT活用はまだ発展途上の段階にあり、石井酒造のような老舗造り酒屋がITツールを利用しての資金調達に成功したことは意義深いプロジェクト言えますね。
NHKや朝日新聞などの大手メディアをはじめ、Gunosy(グノシー)Antenna(アンテナ)などのキュレーションマガジンサイトでも紹介されたり、各方面のメディアから、プロジェクトが終了した今でも注目を集めています。

 

4. 購入するには?

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こんな魅力たっぷりな石井酒造の初緑ですが、さて、どこで購入できるのでしょうか?

石井酒造のお酒はこちらで購入可能です!

石井酒造のお酒には初緑の他にも「豊明(ほうめい)」などのシリーズもあります。
こちら豊明は最近ラベルデザインも一新するなど、さらにスタイリッシュなお酒になっておりますので合わせてご覧になってみてくださいね!

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以上です!

美女が何気なく飲んでいたお酒ですが、その1本にもこんなに隠されたストーリーがあるなんて、やっぱり日本酒は知れば知るほど面白いな、と思います。

動画も合わせてご覧ください。>>『日本酒 × 美女〜私を飲みに連れてって♡〜(石井酒造編)』

少しでも飲んでみたいと思った方はシェアお願いいたいます♪

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