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英語でSAKEを紹介しよう! ── Lesson1: What flavor do you like?

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近年、街中で外国人を見かけることが増えてきました。飲食店でお酒を飲んでいたら隣の席に外国人がいた!という経験をしたことがある人もいることでしょう。

事実、日本を訪れる外国人観光客の数は年々増加しており、観光庁の調べによると2016年の訪日外国人旅行者数は2,404万人。前年の1,974万人から22%も増加しています。

訪日中の体験について『訪日外国人の消費動向 平成28年 年次報告書』によると、43.2%の人が日本の酒を飲んだそうです。しかしその満足度は若干低め。「日本食を食べること」「映画・アニメ縁の地を訪問」「日本の日常生活体験」など、20の体験に関する満足度調査のうち、14の体験では88%以上の人が「満足」と回答したのに対し、「日本の酒を飲むこと」に対して満足したと回答する人は86.1%、順位でいうと17番目です。

「せっかく日本に来たのなら、美味しい日本のお酒を満喫してほしい!」
そんな風に思ったら、飲食店で外国人を見かけた際に、勇気を出して話しかけてみませんか? 会話を通して、より日本酒を美味しく楽しく飲んでもらえるかもしれません。

そこで今回は、英語が苦手な人でも覚えやすい、カンタン・シンプルな「英語でSAKEをおすすめする表現」をご紹介します!

「私のおすすめは〇〇です」を英語で言うと?

私たちが外国語で書かれたワインリストを見て戸惑うことがあるように、外国人にとって日本語で書かれた日本酒のメニューは難しく、何を飲んだらよいか迷う人も多いはず。飲食店で外国人を見かけたら、日本酒をおすすめしてみるところからコミュニケーションを取ってみましょう。

「私のおすすめは〇〇です。」を英語で表現すると、
「I recommend 〇〇.」

「〇〇」には、おすすめする銘柄名を発音してあげましょう。「recommend (レコメンド)」は「おすすめする」という意味の単語で、日本酒だけでなく、料理や観光地をおすすめするときなど、幅広く使うことができます。

まずはその時に自分が飲んでいるお酒や、あなたの好きなお酒をおすすめしてみてはいかがでしょうか。

「I like this sake! (私はこの酒が好きなの!)」
「This is very good! (これ、すごく良いよ!)」
「Delicious! (美味しいよ!)」

など、その後の会話も弾みやすいです。「recommend」の単語が難しい方は、「I like this」とストレートに笑顔で伝えるだけでも、相手にとってお酒選びの指標になります。気を張りすぎずに、自分のできる範囲でコミュニケーションを楽しんでみてください。

「このお酒は〇〇な味わいです」を英語で言うと?

好きなお酒をおすすめできるようになったら、次は、相手の好みを聞いて、それに応じたお酒を紹介してあげたいですよね。日本酒の味わいの表現はさまざまですが、その単語は意外にも聞いたことのあるものばかり。ひとつずつ覚えてみてください。

「どんな味わいが好みですか?辛口、甘口、フルーティー・・・?」を英語で表現すると、
「What flavor do you like? Dry, sweet, or fruity・・・? 」

このときに、どんな味わいのものがあるのかをいくつか提示してあげると、日本酒を飲みなれない外国人にとっても答えやすくなります。オーストラリアのシドニーにある「Ebisu」という日本食レストランでは、外国人に日本酒をおすすめするときに「Dry, sweet, fruity」の3択から選んでもらい、提供するお酒を選んでいるそうです。

これだけは覚えよう!よく使うお酒の味わい表現

  • 辛口・・・Dry
  • 甘口・・・Sweet
  • 華やか・・・Fruity
  • 濃い・・・Rich
  • 飲みやすい・・・Easy to drink
  • 柔らかい・・・Soft
  • 軽やか・・・Light
  • 新鮮な・・・Fresh

さらに覚えるならコレ!より深く味わいを伝えられる表現

  • 酸味がある・・・Acidity
  • 複雑な・・・Complex
  • 芳醇な・・・Mellow
  • キレがいい・・・Crisp finish
  • 余韻が長い・・・Good length
  • バランスがいい・・・Well-balanced
  • 香り高い・・・High aroma / Aromatic

ちなみに、日本酒の味を表現する際に「お米由来の味わい」と言うことがあります。米を主食とする日本人にとってはイメージしやすい表現ですが、そうではない海外の人にとってはあまりピンとこない表現のようです。

さらに「旨み」の味わいについても、海外の人は日本人ほど敏感に感じることができないそうです。「旨み」にピッタリ対応する英語の表現はなく、「Savory」が使われることもありますが、旨みを多く含む出汁を使った日本食が世界中で人気となってきた今では「Umami」という表現そのままで海外から認知されるようにもなってきています。

食文化の異なる外国人に日本酒の味わいを説明するときには、味のイメージが伝わっているか、おすすめした日本酒を気に入ってくれているか、相手の反応を見ながら会話してみるといいですね。ほろ酔い気分で国籍や言葉の壁を越えやすくなるのも、お酒の魅力のひとつ。まずはひと言「I recommnd ○○!」と思いきって話しかけた後は、言葉に気を取られ過ぎずに、一緒に美味しい日本酒を楽しんでくださいね!

(文/古川理恵)

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