こんにちは!SAKETIMES外部ライターの又木です!!

現在、石川県の能登半島を舞台に、N-projectという”学生が米づくりから関わる日本酒の商品開発”を展開しています。今回はvol.3ということでN-projectのメンバーがなぜ酒造りに関わるのか、学生は酒造りを通し何を求めているのか、について紹介します。

 

様々な大学生が参加

N-projectは平成26年3月から活動を始め、平成27年1月上旬に商品の完成を予定しています。参加メンバーは石川県出身もしくは石川県在住の学生から成り、金沢大学、金沢美術工芸大学、石川県立大学、金沢星稜大学、関西外国語大学、神戸市外国語大学の学生が参加しています。経済を専攻している学生はマーケティング面で関わったり、美大の学生はデザインを担当するなど、それぞれの専門を活かした役割で組織運営を行っています。

 

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(人数は最近新メンバーも加わり現在12名(うち2名海外留学中)で活動しています。ちなみにメンバーは学生限定ですが、今月いっぱいまで募集をしています!一緒に日本酒を造りましょう!

 

普段の活動

プロジェクトチームは、企画班、デザイン班、運営班からなり、細かい調整などは各班で行い、毎週の月曜に金沢美術工芸大学で行っている全体会議で共有、意見出しを行っています。スムーズに会議が進む日もあれば、コンセプトやアイディア決めで難航する日もあって、消費者に、特に”私たちと同じ世代の若者にどうしたら日本酒に触れてもらったり、魅力を知ってもらえるのだろうか”と日々悶々としています。そこで実際に若者のニーズを知ろうとアンケートを取ったのですが、その結果は第5弾で書かせていただきます。お楽しみに!

 

N-projectを通して学生は何を学ぶのか?

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では、なぜ様々な大学の学生が集まり、学生主体の日本酒造りを行っているのかというと、もちろん一人一人に理由があります。

それは例えば私でしたら能登出身ということもあり、”過疎化の進む能登を日本酒を通して元気にしたい” 他にも”世界農業遺産にも認定された地域の豊かな自然や文化を次世代に残していきたい”という目標があります。他にも”1から商品開発に携わりたい!”という学生や、”卒業論文にしたい”という意見もあり、いろんな思いが日本酒の商品づくりという下に集まったのだなと感じています。

日本酒造りが目的でなくとも、それがきっかけで日本酒に触れてもらって好きになってくれたり、実際に現場に出て生産者の方と交流することでお酒造りの苦労をしったり、能登の自然や文化に触れてきました。日本酒をきっかけに興味関心が様々な文化や地域に向き、学生と能登の人々がつながって地域の魅力が発信されたり、地域に活力が生まれていく様子を見ると、とてもうれしく、頼もしく思います。

 

メンバーのプロジェクトへの想い

N-projectへの参加の条件として、個人の達成目標とプロジェクトへの参加の目標をメンバーみんなに作ってもらいました。どんな目標を立てたのか提出を楽しみにしていたのですが、さすが個性あふれるメンバーたちの目標にとても良い刺激をいただいています。

例えば、”N-projectと日本酒の魅力を世界に広める”。すごい熱いメンバーで日本酒の良さや、(美大の学生なので)美大生のデザイン力、大学生の行動力や、若者のパワフルさ、何よりもこのプロジェクトをデザインで世界に伝えたいという目標を設定してくれました。他には、”今回が第1期のプロジェクトなので、しっかりと基盤を作って、継続モデルを構築したい”というメンバーや、”プロジェクトを通し「食」について再考し、日本人として成長できるプロジェクトにしたい”という、自分の国の食文化や日本人の在り方として考えさせられる目標などもありました。

日本酒を軸として、このようにメンバーの数だけ想いがありこのプロジェクトは動いているのだということを改めて実感しました。ではそれをうまくまとめて、次につなげていくにはどうしたらよいのかと私も日々勉強の毎日です。今回のプロジェクトが周りに与える影響はどれほどのものなのかは分かりませんが、周りの学生たちへの刺激になったり、地域の活力になったり、日本酒の魅力、日本の文化を多くの人に見つめなおし誇りに思ってもらえたら嬉しいですし、そのためにもメンバー一同一生懸命取り組んでいきます。

今後ともご声援の程どうぞよろしくお願いいたします。

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お米1つ1つに、農家や地域の方、酒蔵や学生たち、いろんな人のいろんな想いが込められています。そこから生まれるお酒はどんな味がするのでしょうか。そんな想いをぜひ楽しんで飲んでいただけたら嬉しいです。

次回はN-projectで協力をいただいている数馬酒造、株式会社ゆめうらら、KAKUMA NO HIROBAや高桑美術印刷など社会人サポーターについて執筆します。お楽しみに♪

私たちの情報はwebページとFacebookで発信しているので、どうぞご声援の程よろしくお願いいたします。

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