こんにちは!SAKETIMES学生ライターの又木です!!
現在、石川県の能登半島を舞台に、N-projectという”学生が米づくりから関わる日本酒の商品開発”を行っています。
これまでは主に活動の紹介などを行ってきましたが、vol.5の今回は学生たちの日本酒事情について紹介します!

※前回までの記事はこちら
vol.1 【学生が農業と日本酒、地域をつなぐ?】今、金沢の学生がアツイ!
vol.2 【地域で活躍する学生たち】学生が米づくりから関わる日本酒の商品開発
vol.3 学生日本酒プロジェクト第3弾!!~僕らが酒造りに関わる理由~
vol.4 学生日本酒プロジェクト第4弾!!~学生たちは、酒造りを通し企業から学ぶ!~

 

学生にアンケートを実施

そもそも学生たちは日本酒に対してどのようなイメージを持っているのだろうかということで、N-projectで夏休みにネット上でアンケート調査を実施しました。

ネットでアンケートを行った結果、回答数は79(学生でない方も含む)。その中で飲酒経験のある方は78人でした。日本酒が好きと回答した方は57人と意外と多かったです。その方々が日本酒を普段買う場所としては、1番回答の多かったもので「スーパー」、次いで「近所の酒屋」、「コンビニ」などと、自分は普段は酒屋もしくは酒蔵で買っているので何か新鮮でした。

普段、日本酒を飲む場所に関しては、「飲食店(複数飲み)」が1番多く、次いで「飲食店(1人飲み)」、「下宿先」、「祭りなどのイベント」などがありました。やはり、みんなでわいわいお酒を飲むのは楽しいですよね。自分は1人で居酒屋にいったりもするのですが、お酒が進み気づくと、隣の席の見知らぬ方と仲良くなってることが多々あります。やはり、そうした「場」をつくるという意味でもお酒の持つ力はすごいなと気づかされます。

日本酒の味の好みに関しては「すっきり」したものを求める声が1番多く、「甘口ですっきり」や「辛口ですっきり」、「味の濃い」ものなどがありました。
一方で日本酒を嫌いと答えた方は、「味が好きでない」が1番多く、「アルコール度数が高い」、「酒臭い」、「お酒に弱い」などがありました。
他にも日本酒に対する不満ですが、「周りに日本酒を飲む人がいない」が1番多く、次いで「日本酒の情報が入ってこない(種類が分かりづらい、つまみには何が合うのかわからない等)」、「価格が高い」などの意見が目立ちました。

日本酒のイメージに関しては「大人」、「飲めたらかっこいい」が1番多く、「和食、魚料理に合う」、「ちびちび飲む」、「神」、「伝統」などの意見がありました。
日本酒を初めて飲んだ時の第1印象としては、「おいしくない」、「辛い」、「アルコール感」などの意見が多く、第1印象として「うまい」といった意見は少なかったです。
僕自身も初めて飲むお酒は苦手でした。ただ、だんだん慣れてきたのか、大人になったのか今では浴びるように飲んでます!(笑)

 

Nプロ主催 20代からの日本酒!

夏休みのアンケートから学生たちが日本酒に持つイメージや不満などが分かりました。では、そんな学生たちのイメージを変えようということで、学生向けの日本酒の飲み比べ会を11月に企画いたしました。以下はその際のアンケート結果になります。

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参加男女比:男7人、女6人
飲酒経験:飲酒 有 10人、飲酒 無し 3人

参加者は金沢市内の大学に通う13人(年齢確認はもちろんしています)で、うち4名はなんと中国人留学生でした。男女比は7:6で飲酒経験のある方は10人です。そんな彼らの日本酒に対するイメージですが、

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飲酒に対するイメージ:
おじさん臭い 3
酒臭い 1
静かな環境で飲む飲み物 0
アルコール度数が高い 3
値段が高い 3
おいしそう 2
伝統的な飲み物 8
該当なし 0
その他 2
無効票 0

なんと、「日本の伝統的な飲み物」と答えた方が1番多く、他には「おじさんくさい」、「アルコール度数が高い」、「値段が高い」といったネガティブな意見が見られました。

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お酒を飲んでイメージはどう変わったか:
かなりよくなった 9
少しよくなった 3
変わらなかった 1
少し悪くなった 0
かなり悪くなった 0

そんな彼らのイベント後の日本酒に対するイメージの変化ですが、ほとんどの方に「かなりよくなった」と言っていただきました。意見としては「おいしいなと思った。飲みやすくて驚いた」、「若者の飲み会でも普通に楽しめるものだと思った」、「思った以上に飲みやすい日本酒がたくさんあり、イメージが変わった」と嬉しいコメントをいただきました。また、変わらなかった方に関しては、「よく飲むから」と、日本酒通な方もいたようです。

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日本酒と相性がいいと思ったおつまみ:
甘納豆 1
白菜の浅漬 6
ベーコンのチーズ巻き 4
油揚げ 2
その他 0
無効票 1
チョコレート 0
キャンディ 0
チーズ 0

 

ついで、夏のアンケートには「つまみには何が合うのかわからない」といった意見もあったので、お手頃に作れるおつまみを日本酒と一緒に提供をし、その中で何が1番日本酒に合ったかを回答いただきました。白菜の浅漬けが好評で、確かに簡単に作れますよね。個人的にはどれもおいしかったのですけどね!

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イベントで一番良かったこと:
美味しい日本酒の味を知れたこと 4
いろんな銘柄を飲めたこと 7
日本酒の歴史や製法について知れたこと 0
簡単なおつまみを知れたこと 0
日本酒を飲む人たちと知り合えたこと 2
その他 0
無効票 1

 

今回飲み比べのイベントを行ってみて、「いろんな銘柄を飲めたこと」、「美味しい日本酒の味を知れたこと」、「日本酒を飲む人と知り合えたこと」と言った意見を寄せていただきました。やはり、普段飲むとなると、何を飲んでいいかわからなかったり、味もよくわからなかったりすることは多いかと思います。といった中で、このような場を設け、日本酒に触れてもらい、知ってもらうということがとても大事なことなのだと思います。

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日本酒に対する希望:
少量で買いたい 3
周りに飲む人がほしい 7
値段を安くしてほしい 3
銘柄ごとの味の表記をわかりやすくしてほしい  6
どこでどの銘柄が買えるかしりたい 5
アルコール度数を低くしてほしい 0
該当なし 0
その他 0

 

最後に参加者に日本酒に対する希望を聞いたところ、「周りに飲む人がほしい」といった意見が1番多かったです。次いで、「銘柄ごとの味の表記をわかりやすくしてほしい」、「どこでどの銘柄が買えるか知りたい」といった情報についてのものが多く、もっと消費者に分かりやすく情報を伝えるよう工夫することや、PRを行っていくことが課題としてあると読み取れる結果でした。
それらを踏まえて、N-projectも日本酒の魅力を少しでも多くの方に発信していけれたらと思いますし、年末にはいよいよ日本酒が出来上がり、年明けには金沢、能登、東京で完成お披露目会を企画しています。少しでも多くの方にN-projectのお酒に触れてもらいたいです。ぜひ皆さまのお手元に1本とっていただけたら嬉しいです!

 

まだまだ知識不足や至らない点は多々ありますが、今後ともどうぞご声援いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
次回はN-projectの展望、能登と農業、日本酒の将来について書きたいと思います。お楽しみに♪

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