厳かな名前がついているイメージの日本酒ですが、横文字の銘柄が増えてきたように、意外とおもしろい名前の日本酒もあります。

その中でも特に変わった名前だなと思える日本酒を集めてみました!

「特別本醸造 俺の出番」(国権酒造株式会社/福島県)

(出典:国権酒造)

端麗でありながらも、酒の芯が感じられつつくどすぎない。辛口だが、軟水仕込みのため柔らかな口当たりと、喉越しで辛さをじわりと感じる酒質とのこと。

「無風(むかで)」(玉泉堂酒造株式会社/岐阜県)

(出典:楽天)

一見すると、ぎょっとするようなむかでが特徴的な日本酒。武田軍の旗印むかでを描いたラベルとは裏腹に、まろやかな口あたりと上質な余韻があるそうです。

「色おとこ」(有限会社渡辺酒造店/岐阜県)

(出典:渡辺酒造店)

あるホストクラブの現役ナンバーワンホストから「女性を酔わす最高にキレイな日本酒を作って下さい」と言われたのがキッカケで開発したそうです。女性を虜にする果実のような爽やかな香りに包まれた甘くてやさしい味で、まるでもぎたてフルーツのような味わいが特徴とのこと。

「死神」(加茂福酒造株式会社/島根県)

(出典:Amazon)

「日本一縁起の悪い名前のお酒」としてテレビでも取り上げられた日本酒です。古酒のように枯葉色をしていますが、これは仕込み水を3分の1にしていることが原因だそうです。米のシロップのような甘みが一瞬まわったあとに、きれいにキレるのが特徴とのこと。

タクシードライバー」(喜久盛酒造株式会社/岩手県)

5代目蔵元・藤村氏が、映画雑誌のアートディレクターとして著名な高橋ヨシキ氏と呑んだ時に意気投合。新しい銘柄を考えようと盛り上がり、ロバート・デニーロ主演の名作『タクシードライバー』にしよう、ということになったそうです。同蔵は、「ビクトル投げからの膝十字固め」という非常にユニークな銘柄も商品化しています。

「親父の小言」(株式会社鈴木酒造店/山形県)

(出典:鈴木酒造店)

元々は福島県浪江町にあった鈴木酒造店ですが、東日本大震災によって被災し、休業を余儀なくされました。現在は、山形県長井市で造りを再開しています。「親父の小言」は家族の温かみを伝え見直すことを目標とした日本酒とのこと。

「KISS of FIRE」(鹿野酒造株式会社/石川県)

(出典:酒味の店)

「ルイ・ヴィトン・ジャパン」が能登杜氏四天王のひとり、農口尚彦氏に注目し造られた日本酒とのこと。2005年の秋より全米デビューもし、海外にも進出しています。おそらく燃え上がるようなキスのような味わいなのでしょう。

「刈穂 山廃生原酒 超弩級 気魄の辛口+25」(秋田清酒株式会社/秋田県)

(出典:秋田清酒)

「超弩級(ちょうどきゅう) 気魄(きはく)の辛口」の通り、圧倒的な辛さと山廃仕込みならではの重厚な味わい、追随を許さない力強いキレが特徴です。アルコールも19%と高めで一般的な日本酒とは一線を画しています。

「古酒屋(こざかや)のひとりよがり」(冨士酒造株式会社/山形県)

(出典:冨士酒造)

冨士酒造の加藤有倫会長が「利益を無視して自分が飲みたい本当に旨い酒を飲みたい」と、そんなひとりよがりな想いから造られたため、この名前がつけられたそうです。

「なるほどうまいすごい酒」(小林酒造株式会社/栃木県)

「鳳凰美田」で有名な小林酒造の技術と、地の恵みによって造られた日本酒です。そのインパクトのある名前は、1度聞いたら忘れられないですね。
(※現在は販売を終了しております)

紹介した以外にもユニークな名前の日本酒はまだまだあります。味はもちろんですが、名前やラベルを通して日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(文/SAKETIMES編集部)