みなさんのご家庭にある「みりん」。
実は酒蔵で造られているみりんもあります。

みりんには大きく分けて「本みりん」と「みりん風調味料」の2種類があります。
本みりんは米やもち米を原料として清酒のように造られたものをいい、みりん風調味料は化学調味料や水飴などでみりんに似せて造られたものです。

本みりんについては、清酒のように造られるゆえ、酒蔵でも造られているところがあります。
数ある酒蔵で造られたみりんの中から、今回は3つご紹介します。

1. 三年熟成 純米本味醂 福みりん

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(出典:福光屋

石川県は金沢に蔵を構える、福光屋。創業は1625年と、金沢では一番古い酒蔵です。福光屋の特徴は「純米蔵」であること。純米蔵とは、すべての日本酒を「純米仕込み」で造っているということです。年間の生産高が万石単位(=1800mlの一升瓶換算だと100万本単位)の大きな蔵で全量純米仕込みは、日本初です。
その福光屋のみりんが「福みりん」です。3年熟成され、コクが増したみりんはまさに極上といえます。

ちなみにこちらの福みりんは、以前SAKETIMESでもご紹介したことがあります。(記事はこちら
お屠蘇カクテルを作る際に、「おいしいみりん」として使用していたのがこちらの福みりんでした。

2. 福来純(ふくらいじゅん) 三年熟成本みりん

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(出典:白扇酒造

岐阜県の白扇酒造はもともと、江戸時代からみりんや焼酎を醸造してきました。日本酒の製造を始めたのは明治期に入ってからのことです。江戸時代から変わらぬ、本物のみりん造りが、現代でも受け継がれているのですね。

ちなみに、「福来純」は、料理のプロ50人が選ぶ調味料第1位にも輝いています。
2013年6月にNIKKEI プラス1特集で「味わい深める万能な一本」として、プロの料理人からも認められたみりんなのです。地元でも一級品とされるもち米などを使用し造られ、こちらも3年熟成させています。熟成による円熟味がなんとも言えないおいしさです。

3. 李白 純米本みりん

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(出典:李白酒造

こちらは島根県の李白酒造の本みりん。李白のみりんは、通常のみりんの仕込み配合より麹を多く使用しているようで、米由来のコクや旨味が強く、深い味わいになっています。
料理にもそのまま飲むにも、もちろんおいしいみりんです。また、この李白のみりんの良いところは、値段です。上に挙げたみりんは720mlの瓶で1000円以上してしまうのですが、こちらは900円以下です。コストパフォーマンスもとても良いですね。(ちなみに、私も自宅では李白のみりんを使用しています!)

また、李白のHPには、みりんを使ったおすすめレシピもございますので、ぜひ購入された際には参考にしてみてくださいね。>李白 純米本みりんレシピはこちら

[購入はこちら]

 

以上です。

日常的に使用するみりんであるからこそ、いつもよりもちょっと良いみりんを使うことで料理のレベルもグッと上がりますよ。
また、今回ご紹介したようなみりんは調味料としてだけではなく、飲んでも、シロップとして使用してもおいしいのです。
そのままストレートやロックで飲んだり、またバニラアイスにかけて食べたり、いろいろな楽しみ方をしてみてくださいね。

ちょっと高いけど買ってみる価値はあると思いますよ。
ぜひみなさんも、とっておきの「みりん」を見つけてみては?

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