大阪は難波にあります「湊町リバープレイス」で、4月3日(日)に行われたイベント「OSAKA SAKE FLEA(オオサカ サケ フリー)」に参加してきました。
「大阪酒蚤(飲み)の市」をテーマに、天下の台所である大阪で、全国各地から15の蔵元が集結。普段から若者の集まるこの場所で、気軽に日本酒を楽しむことができる、まさに新しい時代の日本酒イベントでした。

おちょこ1杯200円!リーズナブルに飲み比べ

このイベントには参加チケットが必要なのですが、それがなんともお手頃価格。前売りは2000円で11枚、当日は2000円で10枚のチケットがついてきます。さらに、参加特典としてオリジナルのおちょこをもらえます。チケット1枚(200円相当)でおちょこ1杯と引き換えられるという、とてもうれしい値段設定です!

僕は前売り券を購入したのですが、当日、たまたま近くを通りかかった人が「楽しそう」と感じたようで、当日券で参加されていました。DJブースもあり、若者や外国の方が多く参加されていた印象があります。

新酒やしぼりたてなど、よりすぐりのお酒が15蔵、約80種類集まっていました。チケットは(前売りで)11枚。80分の11なのでどれを飲もうかと相当迷いました。でもその迷いは「楽しみ」なんですけどね。

参加酒蔵一覧

八戸酒造  (青森)
萩野酒造  (宮城)
寒梅酒造  (宮城)
楯の川酒造 (山形)
曙酒造   (福島)
会津酒造  (福島)
町田酒造  (群馬)
松屋酒造  (群馬)
富美菊酒造 (富山)
吉田酒造  (石川)
今西酒造  (奈良)
山陽盃酒造 (兵庫)
平和酒造 (和歌山)
酔鯨酒造  (高知)
小松酒造場 (大分)

選び抜かれた美酒が全国から集結

すべての蔵元のお酒を飲みたかったのですが、残念ながら飲めなかったものもあります。個人的に、普段からよく飲んでいるお酒の蔵元は仕方なく諦めました。

今回、飲んだ蔵元と銘柄をご紹介します。

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松屋酒造「流輝」

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小松酒造場「豊潤」

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曙酒造「天明」

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酔鯨酒造「酔鯨」

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富美菊酒造「羽根屋」

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平和酒造「紀土」

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町田酒造「町田酒造」

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会津酒造「山の井」
参加した蔵元も、お客さんも、若い人が多い印象がありました。
会場も若者が集まる場所だったので、これからの日本酒を盛り上げていく世代が中心となったイベントだったと思います。活気にあふれ、蔵元とお客さん、お客さん同士の会話も弾んでいました。

こういった取り組みで、新しく日本酒の魅力を知る人がいることをうれしく思います。

日本酒の明るい未来を感じさせてくれた、すばらしいイベントでした!

(文/栗本和紀)

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