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2014年5月のサービスリリースからもうすぐ4年。”日本酒情報のインフラ”を目指して、これまでたくさんの日本酒の記事を配信し、その魅力を伝えることに力を尽くしてきました。そのかいもあり、現在では月間20万人を超えるみなさまに記事を閲覧していただいています。
しかし、つい先日。私たちはあることに気づきました。
それは、「日本酒(SAKE)」にもっともぴったりな肴は「鮭(SHAKE)」である、ということ。
ある調査によると、日本酒を飲むときに鮭をつまみにしたことがある人は、なんと99.9%。
鮭とば、刺し身、西京焼き、ムニエル、ホイル焼き・・・。鮭料理は、いずれも日本酒との相性が抜群です。
そして.....
美味しい鮭を追い求めるうちに、鮭に秘められた無限のポテンシャルに魅了されていました。
“もっと鮭の魅力を伝えたい”
その思いから、SAKETIMESは「SHAKETIMES」としてリニューアルすることとなりました。
知られざる鮭の魅力
鮭ビギナーのみなさまに、鮭の不思議な生態と、その奥深い魅力を少しだけご紹介します。
名前の違い
「サケ」と「サーモン」と「シャケ」。それぞれの違いがなんだかわかりますか?ひと口に鮭と言っても、実は呼び方によって”指しているもの”が異なるのです。
実は、サケ科の魚のほとんどは「マス」と呼ばれています。そのため、分類学上ではサケもマスも一括りにされています。しかし一点だけ、決定的な違いがあるのです。それは"海に出るか出ないか"の違い。「サケ」は成長すると海に出ますが、「マス」はその一生を淡水で過ごします。
続いて鮭の英語表記である「サーモン(salmon)」。これは一般的に「輸入」もしくは「養殖」された鮭に用いられ、「サケ」とあるものは基本「国産」か「天然」であることが多いです。
最後に「シャケ」。これには定説がありません。生きてるうちは「サケ」で、捌かれてからは「シャケ」になる説、江戸っ子の訛り説など、多数の俗説が存在します。
壮大な鮭の一生
鮭は前述の通り、川で生まれ海で育ち、また川に戻ってその生涯を終えます。熊に襲われる危険を犯しながら命懸けで遡上し、卵を産み、オスもメスも絶命するという壮大な一生を過ごすのです。
赤いのに白身魚!?
鮭は切り身の見た目が赤いので、マグロなどと同じ赤身魚と間違われやすいのですが、実は白身魚です。なぜ身が赤いのかというと、海で甲殻類を食べてるからだと言われています。
鮭といえば新潟県・村上市
鮭の消費量が全国一なのは、新潟県の最北端に位置する村上市。100種類以上の鮭料理があると言われています。その中でも特に人気なのが「塩引鮭」。数百匹の鮭が干されている様子は圧巻です。
海外で大人気「ワイルドサーモン」とは
日本産の天然鮭が「ワイルドサーモン」として海外で人気を博しています。薬品や添加物などの影響がなく、より安全であることと、脂身だけでない、程よく締まった身質で、鮭本来のおいしさとうまみを満喫できることが、人気の理由だそうです。
SHAKETIMESで、鮭の魅力をもっと深く!
みなさん、いかがでしょう?無性に鮭が食べたくなってきたのではないでしょうか。
ここで紹介した鮭の魅力はほんの一部です。ぜひ「SHAKETIMES」を読んで、奥深い鮭の世界を、じっくり堪能してくださいね!
(企画・制作/SHAKETIMES編集部)
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※このコンテンツはエイプリルフールのジョークです。SAKETIMESは引き続きSAKEの魅力を世界に発信し続けます。