食事と合わせたり、しっぽりとひとりで楽しんだり......さまざまなシーンで多様な飲み方が楽しめる日本酒。そのひとつに「幅広い温度帯で飲める」という点があります。冷やして飲むとキリッとした爽やかな味わいに、常温で飲むと口当たりが優しくなります。他にも、温めたり凍らせたり、ロックで飲むという楽しみ方もあります。

日本酒を飲むときに、水もいっしょに飲んでいますか？ウイスキーや焼酎のように、アルコール度数の高いお酒を飲むときは「チェイサー」として水を飲みますよね？日本酒もおなじ。水をいっしょに飲むことで身体への負担を少なくし、さらに美味しく楽しむことができるのです。

日本酒の味わいは、同じ銘柄のお酒でも「純米」「吟醸」などの種類や飲む温度によっても変わります。「甘口」「辛口」というよく耳にする表現だけではなく、「どっしりした味」「すっきりとした香り」や「フルーツのように爽やかな甘さ」など、具体的な好みをお店の人に伝えると、よりイメージに近い日本酒に出会えます。