広島県東広島市は、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、「日本酒のまち東広島の誇り、伝統的な酒造りを未来へ」と題したイベントを、2025年8月9日(土)に、東広島芸術文化ホール（広島県東広島市）にて開催します。
第一線で活躍する杜氏によるパネルディスカッションも
広島県東広島市は「吟醸酒の発祥地」として知られ、西条、黒瀬、安芸津に10の酒蔵があります。また、日本で唯一の酒類に関する国の研究機関「酒類総合研究所」や日本初の動力精米機を開発した「サタケ」があり、酒造りの品質向上に貢献している地域です。
そんな“日本酒のまち”として知られる東広島市では、日本酒の歴史や文化、酒造りについて学ぶ「東広島市立日本酒大学」を、2018年から開催してきました。今年は、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念したイベントを開催します。
当日は、生酛造りを現代に蘇らせた第一人者として知られる石川杜氏による基調講演「酒造りの伝統と未来」のほか、「富久長」を醸す今田酒造本店の今田杜氏や、「賀茂鶴」を醸す賀茂鶴酒造の椋田杜氏などが登壇するパネルディスカッション「広島の伝統的な酒造りは、三浦仙三郎からその先へ」などが行われます。
◎イベント情報
- 名称：東広島市立日本酒大学 記念イベント「日本酒のまち東広島の誇り、伝統的な酒造りを未来へ」
- 日時：2025年8月9日(土) 13:30～17:00（受付開始 13:00）
- 会場：東広島芸術文化ホール くらら 小ホールなど
（広島県東広島市西条栄町7-19） - 定員：180名（応募多数の場合は抽選）
- 参加費：無料
- 申込方法：専用応募フォームより申し込み
- 申込締切：7月18日(金) 17:00まで
- 備考：現地参加が難しい方に向けて、YouTubeにてリアルタイム配信を行います。視聴を希望する方は、専用応募フォームよりお申し込みください。7月25日(金)までに視聴用URLをお送りします。アーカイブの予定はありません。
◎コンテンツ詳細
- 【13:45～14:25】基調講演「酒造りの伝統と未来」
・石川達也 氏（日本酒造杜氏組合連合会会長／広島杜氏組合長） - 【15:00～15:45】パネルディスカッション「広島の伝統的な酒造りは、三浦仙三郎からその先へ」
＜パネリスト＞
・今田美穂 氏（株式会社今田酒造本店 代表取締役社長 杜氏）
・椋田茂 氏（賀茂鶴酒造株式会社 2号蔵杜氏）
・赤尾健 氏（独立行政法人酒類総合研究所 醸造微生物研究部門長）
・新山伸昭 氏（株式会社サタケ プラント営業部 酒米支援部長）
＜コーディネーター＞
・神吉佳奈子 氏（食と酒を伝える編集者） - 【13:00〜17:00】ワークショップ&展示コーナー
・広島大学の学生が考えるきき酒スタイル「冷酒VS燗酒で」（16:00～17:00）
・酒類総研presents「伝統的なこうじ菌を知る・触れる・学ぶ」
・サタケの挑戦「動力精米機から最先端の精米技術へ」
◎お問い合わせ先
- 東広島市立日本酒大学事務局（東広島市産業部ブランド推進課内）
- メールアドレス：hgh200941@city.higashihiroshima.lg.jp
- 電話：082-422-1032
※ この記事は【東広島市】から申請していただいた情報をもとに制作・配信しています。
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