若い女性も多く日本酒を嗜むようになった昨今、そんな世相を反映してか、日本酒由来の化粧品やコスメキットも多く目にするようになってきました。

今回はそんな日本酒コスメの中から、ネットで気軽にお試しできる3つの酒蔵のトライアルキット使い比べレポートをお届けします。

ただし、このレポートは、嗜好や体質・気候環境に左右されているものです。その上、私は化粧品のプロではありません。よって今回の記載は化粧品そのものの質を決定づけて評価しているものではないことをご了解ください。

「上善如水スキンケア」(新潟県:白瀧酒造株式会社)

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スパークリング日本酒など、女性を意識したお酒を積極的に造っている白瀧酒造。日本酒コスメメーカーとしても有名どころです。きれいな女性をモチーフにしたパッケージデザインは、それだけで気分がアップします。化粧品は、質や値段よりも、まずは「これからきれいになるんだ」という女性自身の気合スイッチを入れることが一番重要だと思うのです。

セットの内容は「クレンジング」「洗顔料」「化粧水」「保湿ジェル」の4つ。トラベルセットを意識したようなラインナップになっています。

クレンジング・洗顔料はどちらもクリームタイプ。しっとりと上品な使い心地ですが、反面ややパワー不足な感もあるので、「落ちきっていないか不安」という方はポイントメイクリムーバーなどと併用して使う方がいいかもしれません。

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化粧水と保湿ジェルは逸品! 化粧水は軽いテクスチャーですが、肌と触れる時にふわりとのってくる感触があり、手でパッティングすると手が張り付く感覚があります。保湿ジェルも同じく軽めのテクスチャーですが、しっとりと肌に馴染んで浸透力を感じます。2ステップだけのケアでも物足りなさを感じない満足感を味わえます。

「上善如水スキンケアトライアルセット」
販売価格:1,296円(税込・送料込)
※購入はこちらから!

「こうじの恵」(群馬県:土田酒造株式会社)

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土田酒造の銘酒「譽國光」のこだわりを詰め込んだ「こうじの恵」シリーズ。米と米麹、天然水のみの完全無添加、国産原料100%の化粧品です。

セットの内容は「化粧水」「乳液」「クリーム」「美容液」のフルラインアップ。

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非常に軽い香りにさらりとしたテクスチャーの「まさに天然水」な化粧水。乳液・美容液も、ほどほどにトロミはあるものの、基本的にじゃぶじゃぶと惜しげなく使うことが前提のような軽さです。

浸透力・保湿力は中程度。クリームもその潤いを留める役割をしっかりと果たします。肌が健康な時もそうでない時もこのラインを安心して使うことができる化粧品です。

「こうじの恵 トライアルキット4点セット」
販売価格:1,080円(税込・送料込)
※2016年4月末現在、送料無料キャンペーン中
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「ライースリペア」(香川県:勇心酒造株式会社)

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「日本型バイオ」という勇心酒造独自の最新技術と、日本酒造りの伝統技術のコラボレーションで生まれた「ライースリペア」シリーズ。肌の水分保持機能を改善する効果を持つ自信のラインアップです。

セットの内容は「化粧水」「美容液」「クリーム」の3点。

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化粧水・美容液ともに、テクスチャーのトロトロ感は3品のうちナンバーワン。肌に触れた途端にブワッと張り付き、パッティングでじわじわと浸透するような感覚があります。保湿力もこの張り付き感のため強く感じますが、それを定着させるクリームは逆に軽い印象を持ち、伸びのよさが気持ちよい品です。とてもよいチームワークですね。

「ライースリペア トライアルキット」
販売価格:1,890円(税込・送料込)
※購入はこちらから!

各ラインアップのオススメ用途は?

上善如水スキンケア
オールインワン化粧水を好む方など、シンプルなケアを望む方にオススメです。肌が元気な時の日常使いはもちろん、刺激が少ないため、肌荒れから回復に向かっている時の栄養剤的な補助化粧品としても使えると思います。

こうじの恵
自分でしっかりと毎日のケアをコントロールしたい方にオススメです。特に、季節の変わり目の肌が弱っている時期のトラブル予防として効力発揮するポテンシャルがあると思います。

ライースリペア
使用感にインパクトがあるため、肌質改善したい方にオススメです。週一くらいのスペシャルケア向けに特によいと思います。

このように、一口に日本酒コスメと言っても個性豊かな製品が揃っていました。
みなさんのお気に入りのコスメに加えてはいかがでしょうか?

(文/山本清子)

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