小仕込みで丹波杜氏の伝統技術を継承！兵庫県・大関がマイクロブリュワリー「魁蔵（さきがけくら）」を、10/29(水)に自社敷地内に新設

大関株式会社（兵庫県西宮市）は、次世代への醸造技術の継承と新たな創造への挑戦を目的にしたマイクロブリュワリー「魁蔵（さきがけくら）」を、2025年10月29日(水)に自社敷地内に新設しました。

コンセプトは「未来に誇れる手づくりの蔵」

大関では、大量生産体制の中で従業員が酒造り全体を経験できる機会が減少し、伝統技術の継承が課題となっていました。

こうした状況を受け、次世代への技術継承と新たな価値創造の実現を目指し、マイクロブリュワリーの新設を決定。「魁蔵」は、着想から10年を経て、大関の強い想いを担うプロジェクトとして発足した施設です。

「魁蔵」のコンセプトは、“未来に誇れる手づくりの蔵”です。洗米から麹造り、仕込み、上槽、瓶詰めまで、すべての工程を一貫して行える小規模醸造蔵（マイクロブリュワリー）で、建物設計から施工、機器配置まで社員自らが参画し、ゼロから創り上げました。

小仕込み蔵ならではの手仕事を通じ、伝統技術の継承と若手育成を実践するとともに、新しい酒造りの発想や挑戦を生む拠点となります。建築デザインには「見える醸造」をテーマに採用し、仕込み場をガラス張りとすることで、酒造りの工程を来訪者が間近で感じ取ることができる空間となっています。

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