百光(びゃっこう)』という日本酒が今、国内外のソムリエに認められ話題になっています。近年、高価格帯の日本酒がグローバルに注目されていますが、そのなかでも最高級日本酒のみに特化した新ブランド「SAKE100(サケハンドレッド)」から販売されている『"上質"を極めた、至高の1本』です。

「SAKE100」は、日本酒の新しい価値を消費者に提案することで高単価市場を拡大しようとしている日本酒ブランドです。そんな「SAKE100」の第1弾商品が「百光 -byakko-」で、1本16,800円(720ml)と高価格でありながら、もっとも人気のある商品とのこと。日本酒における上質のフラッグシップを目指して、開発されました。

プレミアム、高価格日本酒を扱うブランドSAKE100の「百光」

「百光」を醸造するのは、山形県酒田市にある楯の川酒造。全国でも類を見ない「全量純米大吟醸蔵」として知られ、精米歩合1%の純米大吟醸酒「光明」をリリースするなど、国内最高クラスの醸造技術をもっています。

「百光」はその技術を最大限に駆使し、山形県の酒造好適米である出羽燦々を精米歩合18%までていねいに磨き、『100年先まで日本酒の世界を照らす光であれ』という思いを込めて醸されました。

今回はそんな「百光」をトップソムリエにテイスティングしていただきました。最高級のお酒を数々提供してきたソムリエの舌は「百光」をどのように評価するのでしょうか。

「百光」を評価していただくのは......

今回、この「百光」をテイスティングしていただくのは、都内ホテルのレストランでトップソムリエとして活躍する瀧田昌孝さんです。

「百光」を持つソムリエの瀧田さん

瀧田さんは学生時代に働いていた神保町のとあるバーで接客業の楽しさに触れ、お酒全般への興味を抱きました。その後、バックパッカーとしてアイルランドやイギリスでウイスキーを勉強し、2006年に都内の一流ホテルへ入社。同ホテルのバーで働きたいという要望が通り、新卒でバーのスタッフに採用されました。

当時、他のスタッフがウイスキーの知識を豊富にもっていたため、異なる分野に力を注ぐことにしたのだとか。本格的なワインの勉強を始め、ワインエキスパートを修得。その後、国際ソムリエにも合格し、現在は同ホテルのレストランでソムリエとして働いています。

最近では、10年ぶりに復活した「ポメリーソムリエコンクール」にて、準優勝という成績を収めたことも。本コンクールには、銘柄をぴたりと当てるブラインドテイスティングや、英語・フランス語でのプレゼンなど、厳しい審査が含まれています。

ソムリエとしての確かな実力をもつ瀧田さんは、「百光」をどのように評価するのでしょうか。

緊張の「百光」テイスティング

─ まず、「百光」のボトルを手にした印象はいかがでしょうか。

光沢のあるモダンなラベルで、上質で洗練された味を想像させますね。

百光のボトルを手に取る瀧田さん。百光を高く評価します。

海外のお客様に日本酒を提供する際に「銘柄名にどんな意味が込められているのか」「ラベルの文字は誰が書いたのか」という質問をよく受けますが、「百光」という輝きのあるネーミングは彼らにもきっと響くと思います。

グラスに注いだ見た目は、クリーンで淡いイエロー。ガスや滓(おり)がなく、きれいな日本酒ですね。

─ 「百光」の香りの印象はいかがでしょうか。

第一印象はとても華やか。桃や洋梨などの完熟したストーンフルーツを思わせる香りです。そのなかに、白い花や蒸した餅のような甘やかな香りも感じられます。

「百光」をテイスティングするソムリエ・瀧田さん。百光を注いだグラスに鼻を近づけ、百光の香りを真剣のな表情で吟味しています。

グラスを回すと、また違った香りが出てきました。ホワイトペッパーにも似たスパイスの香りがありますね。全体的にとてもエレガントです。ふくよかでありながら、上品な香りがコンパクトにまとまっています。

─ 「百光」の味わいはいかがでしょうか。

口に含んだ際の柔らかさが印象的です。最初に成熟したフルーツのニュアンスがあり、その後にアルコールのボリューム感、最後にはすっきりとした酸味が余韻とともに長く継続し、ほのかにビターなミネラル感が全体を整えています。

お酒のみで味わうのはもちろん、料理との相性も良いと思いました。「百光」は、純粋に心から美味しいと思える、エレガントで上質な日本酒です。

ワイングラスに注いだ百光

─ 「百光」を料理と合わせるなら、どんなものが良いでしょうか。

「百光」を8~10℃くらいまで冷やした場合は、お酒のまろやかなニュアンスと合わせたいですね。オレンジソースのフォアグラやあん肝などが合うと思いますよ。

もう少し温度が上がって15℃くらいになると、あんこうを蒸した料理。ホクホクした食感との相性が良いでしょう。ホワイトポークも良さそうですね。

─ 「百光」はどのようなシーンで飲むのが良いでしょうか。

「百年先まで光照らす」という輝かしい名前の由来をもっていることもあって、特別な日のギフトに選びたいですね。本当に間違いのないお酒なので、自分へのご褒美としても重宝しそうです。「百光」は、誰が飲んでも、美味しいと思ってもらえる日本酒だと思います。16,800円という価格も、特別な人への贈り物として考えると、決して高くはありません。

特に海外からのお客様は、日本の上質を体験したい方々がほとんど。商品やサービスの価値に見合った対価をきっちりと払う方々なので、「百光」のような高品質の最高級日本酒は、まさにそういったお客様におすすめしたいですね。

トップソムリエが認める上質な日本酒「百光」

「百光」のテイスティングコメントを語るソムリエの瀧田さん

高品質・高価格のお酒を数々テイスティングしてきたトップソムリエ・瀧田さんも認める「百光」の上質な味わい。最高級日本酒ブランド「SAKE100」がお届けする最高峰の日本酒を、ぜひ、自分の五感で体験してみてください。

(取材協力:BAR 十二社)
(文/まゆみ)

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