プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区)は、日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」を運営する株式会社Clear(東京都渋谷区)と連携し、2020年6月より「日本酒の酒蔵」を対象とした「日本酒PR」支援プログラムを開始いたします。

日本酒関連情報がタイムリーに提供される環境を実現

PR TIMES x SAKETIMESプレスリリース配信をはじめとするPR広報のノウハウを持つPR TIMESと、日本酒に関するブランディングのノウハウを持つSAKETIMESのそれぞれの強みを活かした独自の支援プログラムとなります。

また、「SAKETIMES」編集部のCMS※へ、「PR TIMES」の日本酒関連プレスリリースを報道素材として転送するシステム連携を本格開始し、日本酒関連情報がタイムリーにニュース提供される環境を実現いたしました。

(※CMS・・・コンテンツ・マネジメント・システム。Webサイトのコンテンツ作成・管理を行うシステム。)

日本酒 PR支援プログラム発足背景と目指す未来

PR TIMESは、「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げて事業展開しています。これまでも、スタートアップ企業、中小企業、地方企業など多様な「行動者」が自ら情報を発表しやすく、人の心を揺さぶる情報が流通するための取組みを行ってきました。

日本が誇る伝統産業の1つである「日本酒」もまた、行動者が紡いだ努力の結晶によって造られるものです。日本には約1,500以上の酒蔵があり、全国各地の米や水の特徴、自然の恩恵を受けて酒蔵ごとに異なる味わいの日本酒が造られています。固有の伝統と職人芸を受け継ぎつつも、一方で、情報発信や販路開拓にオンラインを上手く活用することが、デジタル時代を生き抜く活路の一つですが、伝統産業のオンライン活用には課題も残されています。

さらに今、新型コロナウイルス感染拡大により大型の展示会や百貨店の催事が軒並み無くなり、デジタルシフトはより一層緊急性を帯びた課題とになっています。

酒蔵私たちは、日本酒造りにおける新たな動きやそこに込められたストーリーを、酒蔵自らがオンラインで発信し広く伝えることで、新たな出会いと販路開拓に繋がる他、次の世代に貴重な地域資源の情報を届け、伝統継承の一助になる可能性を考え、今回のプログラム立ち上げに至りました。

今回、オンライン上の情報発信の手法やそのノウハウを直接お伝えしようと、日本酒の情報配信のプロである「SAKETIMES」と連携して本プログラムを開始し、「日本酒の酒蔵」を対象としたセミナーを定期的に開催いたします。

同時に、「PR TIMES」と「SAKETIMES」のシステムを連携し、最新のプレスリリースから日本酒関連情報のタイムリーな日本酒ファンへのニュース提供を実現いたします。

企業の情報発表プラットフォームである「PR TIMES」から、日本酒に関連した最新情報を抽出し、直接その報道素材(本文やビジュアル)を「SAKETIMES」編集部にデータ転送することで、最新ニュースを執筆しやすい編集環境を実現します。

SAKETIMES編集長 小池潤よりコメント

SAKETIMES編集長 小池潤新型コロナウイルス感染症の影響による社会のパラダイムシフトを受けて、日本酒業界でも酒蔵を中心に、オンラインツールを利用したイベント開催や自社オンラインショップの開設、SNSや動画サイトでの情報配信に取り組む事例が増えてきました。今後、WEB上での情報配信・魅力訴求の重要性はさらに高まっていくでしょう。

ただ、適切な情報配信をしなければ、これだけ多くの情報が集積しているWEBの世界では、求めている反応が得られないだけでなく、逆にネガティブなイメージを持たれてしまうこともあります。

SAKETIMESは、2020年6月にリリース6周年を迎え、過去に配信した日本酒の記事は4300本を超えました。また、2020年5月には月間PV(閲覧数)が100万を突破しました(Googleアナリティクス速報値6/1時点)。

今回、PR TIMESと協働し、これまで膨大な量の日本酒情報と真摯に向き合ってきたからこそ得られた独自のノウハウを酒蔵の方々にお伝えすることで、WEB上での適切な情報配信のサポートをしたいと思っています。

酒蔵のWEBリテラシーの向上は、適切な日本酒情報の流通を促し、最終的に、消費者の方々が自身の求めている日本酒体験と出会いやすくなることにつながります。それは、日本酒産業全体の進展に大きく寄与するものと考えています。

日本酒 PR支援プログラム概要

PR TIMESとSAKETIMESが提供する「日本酒PR」支援プログラムは、日本酒の酒蔵向けに無料で広報PRやブランディングのノウハウをお伝えするセミナーを開催し、セミナーへ参加された事業者の方々には3ヶ月間のPR支援や「PR TIMES」でのプレスリリース配信の無償提供など、インプットだけではなくアウトプットまで包括支援いたします。

◎内容

応募資格を満たす酒蔵様は、本プログラムの特別セミナーを受講いただけます。また受講から3ヶ月間、以下のサービスを無償で提供させていただきます。

  • 広報PR支援
  • プレスリリース配信サービス「PR TIMES」でのプレスリリース配信3件分(FAX配信も含む)
  • 「SAKETIMES」が運営するプレスリリース配信サービス「SAKETIMES PRESS」のご利用(3本分)件

*「SAKETIMES PRESS」は通常、文字数や画像点数について制限がありますが、特別セミナーを受講いただいた酒蔵様については制限が緩和されます。尚、掲載可否は編集部の独自基準によって判断いたしますので、プレスリリースの内容によっては掲載できないことがありますのでご了承ください。

◎応募資格

以下の項目の全てを満たす場合、対象とさせていただきます。

  • (1)日本国内にある日本酒の酒蔵であること
  • (2)上記事項をHP等で当社が確認することが出来ること※上記の基準にかかわらず、対象と認定する場合があります。

◎セミナー開催日、参加方法

初回セミナーは以下の2日程にてオンライン上で開催することが決定しました。いずれの日程も同一の内容を予定しております。ご都合の良い日程でご参加ください。セミナー当日URLは、参加お申込みを頂き応募資格を確認した後に個別に送付いたします。

<セミナー開催日時>

  • 2020年6月11日(木)19時~
  • 2020年6月16日(火)15時~

<セミナー内容>

  • (1)日本酒の効果的なPRについて(プレスリリース編)講師:株式会社PR TIMES営業本部 村田悠太/PRパートナー事業部 樋口裕輔
  • (2)日本酒の効果的なPRについて(WEB活用編)講師:株式会社ClearSAKETIMES編集長 小池潤

ご参加申し込みは、 申込みページから可能です。

ご不明な点がある方は専用お問い合わせ窓口よりご連絡ください。

「SAKETIMES」について

SAKETIMESは月間約45万人が訪れる国内最大の日本酒専門WEBメディアです。日本酒の"伝え手"として、酒蔵の紹介や杜氏・蔵元へのインタビュー、注目銘柄のレビュー、イベントのレポート、飲食店や酒屋の紹介、酒器やペアリングなどの楽しみ方、専門用語の解説など、日本酒体験を豊かにする、あらゆる情報を配信しています。

【運営会社概要】

「PR TIMES」について

PR TIMESPR TIMES」は、企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐインターネットサービスです。2007年4月のサービス開始より、報道機関向けの発表資料(プレスリリース)をメディア記者向けに配信する機能と、「PR TIMES」およびパートナーメディアに掲載する機能をセットで提供してまいりました。

利用企業数は2020年4月に3万8000社に到達、国内上場企業39%に利用いただいています。情報収集のためメディア記者1万7000人に会員登録いただいています。サイトアクセス数も伸長しており、2020年4月に月間4900万PVを突破しました。配信プレスリリース本数も増加しており、2019年10月には過去最高の月間1万5000本を超えています。全国紙WEBサイト等含むパートナーメディア197媒体にコンテンツを提供しています。

大企業からスタートアップ、地方自治体まで導入・継続しやすいプランと、報道発表と同時に生活者にも閲覧・シェアしてもらえるコンテンツ表現力を支持いただき、成長を続けています。(運営:PR TIMES)

【株式会社PR TIMES会社 概要】

  • ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
  • 会社名:株式会社PR TIMES (東証一部 証券コード:3922)
  • 所在地:東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
  • 設立:2005年12月
  • 代表取締役:山口 拓己
  • 事業内容:
    • プレスリリース配信サービスPR TIMESの運営
    • ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」の運営
    •  広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」の運営
    •  クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
    • 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」の運営
    • カスタマーリレーションサービス「Tayori」の運営
    • タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」の運営
    • スタートアップメディア「BRIDGE」の運営、等