いつもSAKETIMESをご覧いただき、ありがとうございます。
2014年に創業したSAKETIMESは今年、7年目を迎えました。
本年は日本酒産業にとって、大きな波乱のある年になりました。その中でも、SAKETIMESは、今年5月に初めての月間100万PVを達成するなど、メディアとして堅調に成長し続けることができました。
私たちが事業を続けられるのは、SAKETIMESの活動に共感し応援してくれる関係者やファンの方々、そして読者の方々の存在があってこそです。
2021年も、良質な日本酒情報をお届けできるよう、編集部一同、尽力していきます。
ひきつづきのご愛顧、どうぞよろしくお願いいたします。
大事な価値を見直した2020年
日々の生活環境が急速に、かつ大きく変化していく中で、多くの人がそうであったように、私も「自分にとっての大事な価値」を見直しました。
特に自粛期間中、私は日々の酒量が減りました。考えてみると、私はそれまで、だれかと会う時に日本酒を飲むことがほとんどでした。それは、日本酒に「人と人をつなぐ」という価値を求めていたからでしょう。私にとって、日本酒が単なるアルコール飲料ではなく、豊かに生きるために必要不可欠なものであると、改めて認識した年でした。
これからやってくる2021年も、日本酒産業にとって、苦しい状況が続くかもしれません。しかし、日本酒がこれまで歩んできた長い歴史の中で、今回のような逆境は何度もあったでしょう。
それでも日本酒は、人々に喜びや安らぎ、そして感動を与え続けてきました。
自由な移動が制限され、人々が互いの存在をより希求し合う今だからこそ、人と人をつなぐ日本酒は社会を前向きな方向に導く存在になれると、私は信じています。
2021年、日本酒にとって良い一年になりますように
本年も、読者のみなさまには、本当にお世話になりました。
年末年始は日本酒に限らず、お酒を飲む機会が増えると思いますが、決して無理はせずに、適切に楽しんでください。私たちの愛する日本酒が、みなさまの年越しを彩る一助になりますように。
2021年も、SAKETIMESをよろしくお願いいたします。