和歌山県・吉村秀雄商店が、自然製法を追求した生酛造りで仕込んだ「車坂生酛純米酒」を10/17(月)に発売

株式会社吉村秀雄商店（和歌山県岩出市）は、自然製法を追求した生酛造りで仕込み、地下貯蔵庫で熟成させた「車坂生酛純米酒」を、10月17日(月)に発売しました。

ナチュラルな造りから生まれる、その年だけの味わい

「車坂」の定番ラインナップに新たに加わったのは、生酛造りの純米酒。生酛造りとは、「山卸し（やまおろし）」と呼ばれる酛摺り（もとすり）を行いながら、自然の乳酸菌を取り入れて酒母を仕込む、伝統的な製法です。

生酛造りに挑戦するにあたり、農薬や化学肥料を使わない米作りから取り組み、半切り桶や櫂棒など、酒造りに使う道具も昔ながらの木製のものを特注。また、酵母を添加せずに蔵付き酵母で醸すなど、ナチュラルな造りを追求しました。

これまでにも生酛造りの生酒を限定出荷してきましたが、今回、通年販売する「車坂生酛純米酒」は、瓶詰・火入れのあと、貯蔵庫で熟成させてじっくりと味わいを引き出した2019BYの商品です。

年によって米の品質が左右されることや、酵母無添加であることから、ヴィンテージによって酒質が異なります。2019BYの味わいは、ドライフルーツや蜂蜜を思わせる香りを持ち、シャープでドライ。干しブドウのような酸味もあり、さまざまな温度帯で楽しめる仕上がりです。

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