日本酒造組合中央会は、全国20歳から70歳までの男女3,000人を対象に、「日本酒需要動向調査」を実施。その調査結果を、2023年3月29日(水)に発表しました。
「オーガニック製法」や「低アルコール」に関心が集まる
日本酒造組合中央会は、全国約1,700社の酒蔵（日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん）が所属する日本酒業界最大の団体。「國酒（こくしゅ）」である日本酒や本格焼酎、泡盛などの魅力を広めることにより、世界の食文化の多様性に貢献し、国内外の需要拡大につなげる活動に取り組んでいます。
「日本酒需要動向調査」は、日本酒を中心とした酒類の市場動向や飲酒状況を把握し、日本酒の消費を促すためのマーケティング活動の一助とすることを目的に実施されるもので、前回の2017年以来、6年ぶりの実施となりました。
以下、調査結果の中から、トピックスを抜粋してお届けします。
◎調査結果トピックス（抜粋）
直近1ヶ月で日本酒を購入した人は、およそ4人に1人
直近1ヶ月で購入した自宅用の酒類・ノンアルコール飲料を複数回答可で尋ねたところ、ビール類、チューハイ類に次ぎ、日本酒を24.8%（およそ4人に1人）の方が購入していることがわかりました。また、直近1ヶ月で購入した酒類・ノンアルコール飲料はないという回答も多く見られました（23.9％）。
最も魅力的に感じるのは「いろいろな温度帯で楽しめること」
日本酒の最も魅力的なポイントを尋ねたところ、「いろいろな温度帯で楽しめる」がトップに（17.2％）。他のアルコールカテゴリーでは珍しい「温度を変える」という楽しみ方が、日本酒の魅力だと認識されていることがうかがえます。
76.7％の人が「サスティナブル活動をしている酒蔵の日本酒を購入したい」と回答
「地球環境や労働環境などに配慮した、サスティナブルな活動をしている酒蔵の日本酒を積極的に購入したいか」という問いには、76.7％が購入したいと回答。
また、「オーガニック製法で造られた日本酒を購入したいか」という問いには、全体で過半数を超える67.7％が購入したいと回答しています。世代別では、Z世代・団塊ジュニアといった若い世代ほど、オーガニック製法の日本酒に注目していることがうかがえます。
52.7％の人が「低アルコールの日本酒を購入したい」と回答
「低アルコールの日本酒を購入したいと思うか」という問いに対しては、過半数を超える52.7%の人が購入したいと回答し、健康志向の高まりがうかがえる結果となりました。中でも、Z世代は「購入したい」が72.3％を占め、若い世代ほど、ライトな味わいを求めていることがうかがえます。
Z世代・団塊ジュニアの若い世代ほど、今後の日本酒飲用意向は高い
「今後、日本酒を飲む機会を増やしたいか」という問いには、Z世代（35%）・団塊ジュニア世代（55.5%）といった若い世代ほど、日本酒へのチャレンジ傾向がうかがえる結果となりました。
Z世代は「料理のペアリング」や「知人・友人のおすすめ」を重視
飲食店で日本酒を注文する際に重視するポイントは、どの世代も「比較的認知度の高いブランド・メーカー」が上位となりました。一方で、「料理のペアリング」を重視している割合が高いのがZ世代。また、Z世代は、「知人・友人のおすすめ」を他の世代より重視している傾向にあります。
◎調査概要
- 名称：日本酒造組合中央会「日本酒需要動向調査」
- 調査手法：インターネット調査
- 調査対象：全国の20～70代男女（日本酒ユーザー／日本酒ポテンシャルユーザー）
- 回答者数：本調査3,000サンプル
- 調査期間：2023年1月6日(金)～1月12日(木)
- 調査会社：株式会社ネオマーケティング
◎お問い合わせ先
※ この記事は【PR TIMES】の情報をもとに制作・配信しています。
この記事は、無料のニュースリリース配信サービス「SAKETIMES NEWS」を利用しています。
「SAKETIMES NEWS」は、新商品・イベント開催・新店舗オープンなど、日本酒にまつわる新規情報を掲載するサービスです。必要事項を入力していただくだけで、SAKETIMES編集部でシンプルなニュース記事を作成します。
公式SNSでの情報拡散も行うため、多くの日本酒ファンへの訴求が期待できます。広報や集客に、ぜひお役立てください。
特徴
- 450字以内のニュース記事を作成
貴社の最新情報を450字以内のニュース記事として掲載します。 - 画像と動画を各1点まで掲載
画像は必須、動画は任意で、それぞれ1点まで掲載可能です。 - 各ページへのリンクを掲載
商品やイベントページなどへのリンクを掲載可能です。 - 無料で利用可能
