越後と会津を結ぶ架け橋、ふたたび—「八十里越街道」開通を控え福顔酒造が「純米吟醸しただみ」を4/28(木)に発売

福顔酒造株式会社（新潟県三条市）は、八十里越街道の開通を控え「純米吟醸しただみ」を4月28日(木)に発売します。

再び、越後と会津を結ぶ架け橋に

越後と会津を結ぶ「八十里越（はちじゅうりごえ）」は険しい峠道ながらも、明治時代末期まで重要な経路として活用されてきましたが、交通網が発達するにつれ役目が減り、けもの道の状態になりました。

新潟県新潟市から福島県いわき市まで、国道289号として昭和45年に認定されましたが、そのうち新潟県三条市から福島県只見町が「八十里越」にあたり、一般車両は通行不能区間となっています。現在、国土交通省・福島県・新潟県が共同で事業を進め、近年「八十里越街道」が開通する予定です。

八十里越街道地域の市町が先人の思いを継承し、再び懸け橋となれるよう新潟県三条市下田郷と福島県南会津郡只見町で育った米で日本酒をつくりました。

下田郷の「し」、只見町の「ただ」、南会津の「み」から「しただみ」と命名しました。「私たちの世代で新しい歴史を生み出したい」という願いが込められています。

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