すっかり夏らしい暑さになりました!酒屋や飲食店にも夏酒が並んでいますね。
今回は数ある夏酒の中から、可愛らしいひまわりラベルの1本を選びました。
「天寶一 SPICY 夏潤」(天寶一/広島)
広島県にある株式会社天寶一(てんぽういち)の「天寶一 SPICY 夏潤」を用意しました。開けた瞬間の香りは、アルコール感とヨーグルトのような酸味。邪魔にならない程度のフルーティーさもあります。
口当たりは軽快で、すっきりとした酸。中盤に少し甘みとコクが出てきますが、口に入れたときの感覚が後半まで続き、最後はわずかな苦味としっかりとした酸でキリっとキレます。
蔵のコンセプト「和食を最大限に生かす」の通り、どんな食材とも合わせやすい、名脇役と言っていいでしょう。日本酒度は+7ですが、酸味もしっかりあるせいか、そこまで辛い印象はありません。バランス良く綺麗なキレを求めて、日本酒度を高めにしたという感じでしょうか。
こんな、スカッと呑める日本酒には、重くなりすぎない肉料理を合わせます。
揚げインゲンと鶏肉の生姜醤油和え
◎材料 2人分
- 鶏胸肉 1枚
- いんげん 100グラム
- 小麦粉 適量
- 揚げ油 適量
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 生姜 1かけ(みじん切り)
- ごま油 小さじ1
◎作り方
1. 調味料を一煮立ちさせておく。
2. 鶏肉はそぎ切りにし、小麦粉を薄くつける。
3. いんげんを素揚げし、油を切る。
4. 鶏肉を揚げ、油を切る。
5. 鶏肉、いんげんを(1)で和える。
6. すり白ごまをふる。
鶏の胸肉を揚げることによって、さらにコクをプラスしました。生姜で風味をつけて、炒めずに和えるのがポイントです。素揚げした油をしっかり切れば、コクは残りつつも油っぽさがない、しかも冷めても美味しい、夏にぴったりのおつまみができあがり。
「天寶一 SPICY 夏潤」がさらに美味しさを上げてくれますよ!
(文/まゆみ)