こんにちは。SAKETIMESの佐々木由美です。

蔵元巡りや酒屋めぐりで手に入れたお気に入りの一本を、また友人のお土産の地酒を お家でしっとり飲む。そんな日もありますよね。そんなシーンにぴったりな、お家でサッと作れて、ウワっとおいしく楽しめる、おつまみ3品をご紹介します。

 

これこそ簡単!日本酒にぴったりの ししとうの塩昆布炒め

sake_g_otsumami1

《材料》

ししとう または 万願寺とうがらし 1袋
塩昆布  親指と人差し指でひとつかみ
ごま油  大さじ2

 

《作り方》

1.ししとうを一口大に切る。
2.鍋にごま油を入れ、熱く熱したところに、ししとうを入れ強火で焦げ目が少しつくまで炒める。
3.ししとうの皮が白っぽくなってきたら、塩昆布を入れて強火のまま全体に絡ませる。ここも強火がポイント。
4.塩昆布がカチカチになってきたら、出来上がり!

 

ポイントは、ごま油を煙が出るくらい熱すること、そして最初から最後まで強火。塩昆布をカリっと仕上げると、ほんとおいしいのです。
このレシピは、静岡の居酒屋さんで食べたものを再現してみました。あの居酒屋さん、また行きたいな。

 

 

やっぱり日本人は出汁と醤油が好きだよね の 半熟煮玉子

sake_g_otsumami3

《材料》

卵 10個
出汁(昆布と鰹で) 100cc
醤油  50cc
味醂  50cc

 

《作り方》 

1.鍋に水を入れ、卵を入れて茹でる。水が沸騰してから、2分半-3分。
2.卵を鍋から取り出し、流水か氷水でキンキンに冷やす。
3.鍋に出汁と醤油と味醂を入れ、沸騰したら火を止める。
4.卵の殻をむき、ジップロックなどに入れ3の漬け汁を注ぐ。
5.空気を抜いてファスナーを閉めて、2時間以上置いたら出来上がり!
漬ける時間によって、味が変わっていくのも楽しめます。ポイントは、茹でたあとどれだけ急速に冷やせるか?です。卵が産みたてのものより、少し経っている方殻が綺麗に剥けます。

このレシピも、飲兵衛仲間が教えてくれたもの。それにしても、煮てはいないのに、なぜ煮卵という名前なのでしょうかね。

 

作って作っての声、続出!ワインにも合う 6Pチーズでつくるスモークチーズ

sake_g_otsumami2

《材料》

6Pチーズ(プロセスチーズならなんでも) 3箱
スモークチップ(キャンプ用品売り場や通販で) 大さじ2
紅茶の葉っぱ(なくてもOKですが、香りが楽しめます) 小さじ1
ザラメ(なくてもOKですが、煙が良く出て艶が出ます) 小さじ1

 

《作り方》

1. 中華鍋の底にアルミホイルを敷き、その上にスモークチップ・紅茶・ザラメを混ぜて乗せる。
2.チーズを剥いて網に乗せ、出来たら15分くらい表面を乾燥させる。
3.中華鍋にピッタリはまる蓋をして、強火にかけ煙をモクモク出す。
4.煙がたったら、網を中華鍋に入れて極々弱火に。
5.2分~5分弱火のまま煙で燻し、うっすらチーズが茶色に変身してきたら、火を止めて蓋をしたまま10分以上しばらく置く。ここでも色が濃く変化します。おいしそうな色になったら出来上がり!

このレシピは、キャンプで友人が作ってくれたものを家庭用にアレンジしました。
加える紅茶の種類でも味が変わるし、スモークチップを使わず、紅茶や様々な茶葉(台湾茶などは香りが良いです)でも作れます。飲んだ後のお茶葉を乾燥させたものやコーヒーの出しがらでも出来るので、色々アレンジして微妙な香りの違いをお楽しみください。

最近の家庭用ガスコンロだと、煙が上がると火が止まってしまうものがあるので、そんなときはお鍋の時に活躍するガスコンロを使うとうまくいきますよ。

 

いや~それにしても、飲兵衛って、どうしておいしいおつまみが好きなんでしょう。
おいしいお酒は、おいしいおつまみと、楽しい人と、面白い会話を呼んできますよね。

 

以上です!

少しでも参考にしたいと思ったらシェアお願います♪