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石井酒造の豊明を様々な味わい方で飲んでみた

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こんにちは!SAKETIMESライターの梅山紗季です。日本酒を飲む際、皆様はどの飲み方が1番好きですか? ちびりちびり、という表現が似合う熱いお燗、キューッと冷えた冷や、日本酒は飲み方によって表情が変わるのが魅力的です。今回は1本のお酒をさまざまな方法で味わった体験レポートを、この1杯に合うおつまみと一緒にお伝えします。

ご紹介するのは石井酒造さんの「豐朙(ほうめい) 純米吟醸」 です!

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埼玉県幸手市に位置する石井酒造さんは、社長・杜氏さん両者ともに20代であり、メディアにも注目されている作り手の1つ。そんな石井酒造さんの「豐朙(ほうめい) 純米吟醸」のデータは、以下の通りです。

豐朙 純米吟醸】

◎精米歩合:60%
◎アルコール度数:15度
◎日本酒度: -3
◎酸度: 1.7
アミノ酸度: 1.4

酸味のバランスとお米の甘みが感じられそうな「豐朙」、社長の石井さんから飲み方について「開栓してすぐに飲むのももちろんおいしいですが、器に入れてからしばらく空気と馴染ませて飲むと味わいが深く出ます。」というアドバイスをいただいたため、今回は、開栓してすぐと、空気に触れさせた後の味わいを比較してまいります!

新鮮さを感じる開封後の味 空気に触れた後のまるい甘み

まず開封し何も手を加えないで飲んでみます。空気に触れない日本酒の味は「澄みきった」という表現がぴったりの、 甘みも酸味も両方感じられる味わい。口当たりが優しく、後味がすっきりとしているため、軽やかに飲むことができます。

次に、アドバイスにあったように、器に注いで少し空気に触れさせてみます。 その間に、こちらのリンクを参考に熱燗の準備をします。
⇒ 【日本酒好き必見】美味しい燗酒の楽しみ方、教えます!

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空気に触れさせたものを、味わってみると、開封したてのものと比べ、甘みが深く出ていました。おすすめをしていただけるだけあって、丸い甘さが柔らかくて、おいしい!!後味はやわらかな酸味が残り、舌に馴染みます。このうま味を邪魔しない、野菜とツナの胡麻和えをおつまみとして一緒にいただきます。

香りのよさや温度を楽しむ―熱燗の魅力と冷やのうまさ

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徳利に入れた熱燗も出来てきたので、いただいていきます。温めたことにより、注いだ時からいい香りが際立っていました。フルーツのようなというより、お米本来の丸みのある甘みが感じられ、お仕事終わりなどの一息つくための1杯にオススメです。

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そんなホッとする時間をイメージして、熱燗には、海苔を一緒に巻いた出し巻き卵を合わせてみました。いつもの卵焼きに、だしの素を加え、海苔を一緒に巻いていくだけです。温かいお酒に、芯のしっかりとした旨味があるため、味やボリュームのあるおつまみでも合わせやすいと思います。

残りは冷蔵庫で冷やしていただきます。冷えると味の広がりは控えめになりますが、そのかわり、すっきりとした後味と温度が、これからの季節にふさわしい1杯になりました。

1本の日本酒に詰まったたくさんの味わい

以上1本の日本酒「豐朙(ほうめい) 純米吟醸」で4つの味わい方をご紹介して参りました。1本でここまで味わいが変わってくるのか!と新しい発見と驚きがありました。今回ご紹介しただけでなく、好きな飲み物で割ってみたり、お料理に使ってみたり、楽しみ方は飲む方次第で広がっていくと思います。

1本の日本酒に、沢山の味わいが詰まっていると考えると、購入したお酒を注ぐ度、楽しい気持ちになれるとともに、日本酒1本が持つ多くの魅力を、感じられるのではないでしょうか。

このレポートを通し、そんな魅力的な1本を作り出す酒造さんの思いも一緒に味わうことができたように思います。

今後も、皆様のお酒を味わうときがおいしく、たのしいものになりますように。

 

【石井酒造株式会社】

◎住所:〒340-0156 埼玉県幸手市南2-6-11

TEL:0480-42-1120

FAX:0480-43-4300

URL:http://www.ishii-syuzo.jp/home.html

(ご注文はこちらから>http://www.ishii-syuzo.jp/order.html)

 

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鈴木紗雪

大学で日本文学を専攻。「お酒が飲みたくなる3冊」という日本酒と文学作品を絡めた記事をはじめ、映画、落語、音楽などの文化的な要素と日本酒とを扱った記事をご紹介しています。お菓子づくりも好きで、日本酒や酒粕を使ったスイーツのレシピも公開しています。