新たなコンセプトを掲げた4銘柄！茨城県「日本酒若手蔵元活性化プロジェクト」から生まれた日本酒が、3/28(火)に発表

2023.04.03

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SAKETIMES編集部

茨城県は、日本酒に関する斬新なビジネスプランを県内の酒蔵から募集する「日本酒若手蔵元活性化プロジェクト」を実施し、その成果として、新たなコンセプトを掲げた4種類の日本酒を2023年3月28日(火)に発表しました。

審査を勝ち抜いた4蔵の新しいチャレンジ

（左上から時計回りに）武勇「Buyu Cycle」、岡部「松盛竜伝説」、吉久保酒造「イバフォレヒノキ」「イバフォレスギ」、月の井酒造店「和の月生酛 SPARKLING」

5つの水系（久慈川水系、那珂川水系、筑波山水系、鬼怒川水系、利根川水系）に恵まれ、各酒蔵が個性豊かな酒造りに取り組んでいる茨城県。近年は、全国新酒鑑評会をはじめ、さまざまなコンテストでの受賞蔵が増えたほか、県産日本酒のブランド化推進や地元杜氏の育成を目的に「常陸杜氏（ひたちとうじ）」という認証制度を導入するなど、認知度の向上や消費拡大に注力しています。

そんな茨城県が始めた「日本酒若手蔵元活性化プロジェクト」は、県産日本酒の話題性向上と需要拡大を目指して、日本酒に関する斬新なビジネスプランを県内の酒蔵から募集するという県内初の取り組みです。

優秀なビジネスプランに対しては、県が積極的にバックアップ。有識者による審査を勝ち抜いた4蔵（岡部、月の井酒造店、武勇、吉久保酒造）が、外部アドバイザーとともに、コンセプトづくりからターゲット設定、販売戦略まで、一から商品をつくり上げました。

県産米や県内メーカーの種麹を使用するなど、原料も茨城県産にこだわっています。各蔵の個性が光る一本を、ぜひお楽しみください。

◎商品情報

商品名：岡部「松盛竜伝説」
コンセプト：常陸太田の観光スポット「竜神峡」にて日本酒を沈め、「竜伝説の原点から生まれた酒」を表現
原料米：茨城県産美山錦（常陸太田産）
精米歩合：55%
アルコール度数：15%
容量：300mL
価格：1,980円（税込）
発売日：2023年4月3日(月)
販売場所：「岡部」オンラインショップ、いばらき地酒バー水戸、県内外特約店、道の駅常陸太田、竜神峡おみやげ売り場、水戸京成百貨店、台湾輸出

商品名：月の井酒造店「和の月生酛 SPARKLING」
コンセプト：石川達也杜氏が蓋麹法と生酛造りのスパークリング清酒に初挑戦
原料米：茨城県産美山錦（JAS認定有機栽培米）
精米歩合：60%
アルコール度数：15%
容量：500mL
価格：3,960円（税込）
発売日：クラウドファンディングによる先行販売を実施中。一般販売は6月上旬を予定
販売場所：全国特約店、都内和食レストラン等

商品名：武勇「Buyu Cycle」
コンセプト：茨城県で人気のアクティビティ「サイクリング」に着目した、自転車愛好家に向けた日本酒
原料米：茨城県産ひたち錦
使用麹菌：茨城県産「丸福もやし」
精米歩合：55%
アルコール度数：14%
容量・価格：
・レギュラータイプ【300mL】800円（税込）、【720mL】1,800円（税込）
・スパークリングタイプ【300mL】900円（税込）、【720mL】2,000円（税込）
発売日：2023年4月13日(木)
販売場所：いばらき地酒バー水戸、県内酒販店、土浦駅BEB5、県外地酒専門店（順次拡大）