日本酒造組合中央会は、2021年度（1～9月）の日本酒輸出総額が、2020年度を超え、12年連続で最高記録を達成したことを発表しました。
昨対比113.9%、海外のトレンドはプレミアムな日本酒
日本酒輸出が2021年度1月～9月で総額約275億円（昨対比113.9%）、過去最高の輸出金額を達成しました。数量では、1月～9月で前年比103.7%となりました。海外ではよりプレミアムな日本酒が好まれる傾向です。
過去最高を達成した要因としては、コロナ禍を越え、日本より早く営業再開した海外のレストランで、和食の人気と共に日本酒の注文が増加したこと、「東京 2020」開催により居酒屋スタイルや日本酒が注目を浴びたことが考えられます。
また、海外の酒類コンクールにおいて、日本酒部門を設けるコンテストが増加し認知度が向上しています。日本酒造組合中央会はフランスではソムリエ協会をサポート、今年はソムリエコンテストの課題に初めて日本酒が組み込まれました。
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