日本時間の9月9日(水)、イギリスのワインコンテスト「International Wine Challenge(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2026」のSAKE部門における最高賞「Champion Sake(チャンピオン・サケ)」が発表されました。速報でお伝えします。

世界的なワイン品評会「IWC」とは?

世界最大級のワインコンテスト「IWC」は毎年ロンドンで行われ、“世界でもっとも大きな影響力をもつワインコンテスト”ともいわれています。

IWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なコンテストとして、その価値を高めてきました。

International Wine Challenge(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2026

©Keisuke Irie

2026年のSAKE部門のカテゴリーは、従来の「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」「熟成」に加え、「フレイバー・サケ」が新設されました。計11カテゴリーとなり、それぞれの部門でブラインドテイスティングによる審査が行われました。

2023年から、古酒は「Amber Style(古酒)」と「Aged Style(熟成酒)」に分けて審査されていましたが、2024年から、「Aged Style(熟成酒)」からもトロフィーが選出されることになりました。IWCが定めるそれぞれのエントリー条件は、以下となっています。

  • Amber Style(古酒):黄色から琥珀色に着色している。貯蔵期間(上槽から出荷まで)は3年以上。貯蔵方法(容器、温度)は問わない。自然な熟成タイプ。
  • Aged Style(熟成酒):酸化熟成が進みにくいように貯蔵温度や貯蔵方法を工夫し、蔵内で1年以上熟成させてから出荷。色合いも変化していないクリアに近いタイプ。

新設された「フレイバー・サケ」のエントリー条件は、以下となっています。

  • ベースとなるアルコールは全量日本酒(清酒)であること。
  • 日本酒に果汁を加えたり、フルーツなどを浸漬したもの(紅茶や抹茶なども可)。
  • 日本の酒税法上リキュールに分類されるもの(国内生産の場合)。

審査結果に応じて与えられる評価は「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つ。さらに、ゴールドメダルを獲得した出品酒の中で特に優れたものに「トロフィー」が与えられ、その中の1点に、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授けられます。

また、日本での小売価格が四合瓶換算で1,500円(税抜)以下、かつ年間生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを持った出品酒に与えられる賞が「Great Value(グレートバリュー)」。その中の1点が「Great Value Champion Sake(グレートバリュー・チャンピオン・サケ)」に選出されます。

加えて、エントリーした複数の出品酒すべてが高い評価を得た酒蔵は「Sake Brewer of the year(サケ・ブリュワー・オブ・ザ・イヤー)」として表彰されます。

さらに、エントリーした複数の酒蔵が優れた総合成績を収めた都道府県に対して「Sake Prefecture of the Year(サケ・プリフェクチュア・オブ・ザ・イヤー)」が授与されます。

「IWC 2026」の審査結果

◎Champion Sake(チャンピオン・サケ)

  • 「天美 純米吟醸 蛍天」長州酒造株式会社(山口県)

◎Great Value Champion Sake(グレートバリュー・チャンピオン・サケ)

  • 「渓流 吟醸」株式会社遠藤酒造場(長野県)

◎Sake Brewer of the year(サケ・ブリュワー・オブ・ザ・イヤー)

  • 株式会社新澤醸造店(宮城県)

◎Sake Prefecture of the Year(サケ・プリフェクチュア・オブ・ザ・イヤー)候補

※「Sake Prefecture of The Year」は、10月17日(土)に東京・日本橋で開催される「IWC2026 SAKE部門受賞 プレミアム日本酒試飲会」にて発表されます。

  • 茨城県
  • 栃木県
  • 長野県
  • 山口県

受賞した酒蔵のみなさま、本当におめでとうございます。

先日発表された「IWC 2026」SAKE部門のメダル・トロフィーの受賞結果は、以下をご覧ください。

「IWC 2026」SAKE部門のメダル受賞酒の一覧はこちら
「IWC 2026」SAKE部門のトロフィー受賞酒の一覧はこちら

(文:SAKETIMES編集部)

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