創業二百年の酒蔵・はつもみぢが挑戦する、次の百年に向けたリブランディングと新ブランドの誕生

2021.11.08

リリース情報

文政二（1819）年創業の酒蔵、株式会社はつもみぢ。

山口県周南市の徳山駅からほど近い市街地の中心部という、珍しい立地に建つ四百石ほどの小さな酒蔵です。創業二百年という大きな節目を迎え、改めてこれまでの歴史を振り返り、これからの日本酒の在り方を熟考し、今はつもみぢができること・これから提供してゆくべき価値を形にするべく「次の百年に向けたリブランディング」を行う決心をしました。

はつもみぢの大きな特徴の一つは、なんといっても「正真正銘山口県産の酒造り」です。酒米から水に至るまで、その全ては厳選された山口県産を使用。海に囲まれ山を仰ぎ、雄大な景色の中で造られる酒は山口県の風土そのもの。土地性を映し出したようなおおらかな味わいの日本酒は、まさに自然からの賜物です。

そしてもう一つの特徴は「四季醸造」であること。通常日本酒は、秋の酒米の収穫後に生産を開始し、春までに全ての醸造作業が終了します。しかしはつもみぢは、季節を映し出す酒を通じて、移りゆく「イマ」を愉しんでいただけるようにと、一年を通して酒造りを行っています。365日蔵を動かし続け、そこに息づく微生物たちと対話を行いながら、常に季節に合わせた新鮮な酒を造り続けているのです。

日本の季節は、呑める

酒造りに対するはつもみぢの想いを改めて表現し、伝えてゆくために行われた今回のリブランディングにおいて、掲げられたスローガンが「日本の季節は、呑める」です。はつもみぢの酒が、日本酒を愉しむ人々にとっての「季節」となることを願う想いが言葉となりました。

さらに、ロゴマークも刷新しました。万葉集で詠まれる「もみぢ」が、楓の葉に限らず「山そのものが色付く景色」を表していたということにヒントを得て、「山々」や「太陽・光」「移ろい」をモチーフに、はつもみぢの酒造りを象徴する「移ろいゆく景色」を表現しています。

酒造りの新たな挑戦、「て、咲く」

はつもみぢの新たな取り組みの一つとして、新しくブランドも誕生。

日本には大きく四つの季節があるとされていますが、かつて日本人はその季節をさらに七十二侯にまで分けて表現していました。そのような細やかな移り変わりの中で、季節の移ろいを照らすように、蔵人自らの手で丁寧に仕込む季節酒が「て、咲く」です。

数量限定の仕込み酒で販売は不定期ですが、はつもみぢの想いの詰まったこだわりの酒は、是非一度ご賞味いただきたい味わいです。

進化し続ける酒蔵

はつもみぢは今年、多くの賞も受賞しています。IWC（インターナショナル・ワイン・チャレンジ） SAKE部門純米酒部門において「原田特別純米酒」が金賞受賞、フランスで開催されたKURA Master純米大吟醸酒部門において「原田純米大吟醸原酒35」が金賞受賞、全米日本酒歓評会において「原田純米大吟醸原酒35 山田錦」「原田純米大吟醸」がそれぞれ銀賞を受賞しました。

土地に寄り添い、季節を映しとり、そして人々に想いを届ける——。はつもみぢは、次の百年に向けて、新たな挑戦を続けてゆきます。

◎はつもみぢ関連情報

◎お問い合わせ先

株式会社はつもみぢ
住所：山口県周南市飯島町1-40
TEL：0834-21-0075
FAX：0834-21-4075
MAIL：sake@hatsumomidi.co.jp

※ この記事は【株式会社はつもみぢ】から申請していただいた情報をもとに制作・配信しています。

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