テロワージュふくしま実行委員会(代表:北村秀哉)は、福島の日本酒や食の魅力を発信する展示会をフランス・パリにある「パリ日本文化会館」にて、1月21日(火)より2月1日(土)まで開催しています。本イベントに、最初の5日間だけで約600名もの方が来場されました。
テロワージュふくしま とは
「テロワージュ」とは、ワイン業界で使われる用語「テロワール(気候風土と人の営み)」と、「マリアージュ(食と酒のペアリング)」を組み合わせた造語。福島のお酒と、福島の食材を用いた料理とのマリアージュを通して、県の魅力を伝えるプロジェクトが「テロワージュふくしま」です。
訪れた人の記憶に残るような美味しさを追求する料理店・宿・生産者にスポットを当てて広く紹介し、福島県の食文化の発展、さらにはツーリズムによる交流人口の増加に寄与することを目指しています。
「究極の美味しさは産地にあり」を理念として昨年10月に立ち上がった「テロワージュふくしま」が、本年より本格的に開始。今回の展示会は初めての国外での活動になります。
食の都・パリでの展示会、現地の反応は?
1月21日(火)より始まったフランスのパリ日本文化会館内「タクミ・フレーバーズ」での展示会では、最初の5日間で約600名の方が来場するなど盛り上がりを見せています。福島県産の料理のほか、日本酒は、合資会社大和川酒造店(喜多方市)、豊国酒造合資会社(石川郡古殿町)、有限会社仁井田本家(郡山市)、笹の川酒造株式会社(郡山市)が出品されています。会場では日本酒や特産品の試食を通したPRを、市場調査を兼ねて行っています。
展示会に訪れたフランスの方は、興味深そうに日本酒を飲み、「大変気に入ったのでぜひ買いたい」との声も少なくありません。フランスでは家に日本酒を置いていない家庭がほとんどですが、手頃に飲める環境があればニーズはあるようです。
「日本酒が提供されているフレンチレストランもあります。現状、そのようなフレンチレストランの数は少ないものの、今後、さらに日本酒が選ばれる可能性は高いと感じました。また、パリジャン、パリジェンヌの反応から、家庭で日本酒を楽しんでいただける可能性は十分あると認識しました」と語るのは、現地で対応している北村代表。
また、福島県というと、2011年の原発事故を思い浮かべる方も実際に多くいるようですが、過度な不安はなくなってきているようです。「今は安全・安心に旅行ができることも理解されていました。福島の今について正しい情報を伝えると、ぜひ行ってみたいという方が本当に多いことがわかりました」と北村代表が述べています。
テロワージュふくしま 公式HPも開設
1月18日(土)には、公式サイトもオープンしました。今後、多くの方が福島のさまざまな食・酒の魅力を体験できるよう、厳選したレストランや宿などを紹介していきます。
◎テロワージュふくしまについて
- 公式サイト:https://terroage-fukushima.com
- SAKETIMESの取材記事:生産地だからこそ味わえるおいしさ─ 福島の「食」と「酒」を世界に発信する「テロワージュふくしま」が始動
◎イベント概要
- イベント名:テロワージュふくしま・パリ展示会
- 開催日:2020年1月21日(火) ~2月1日 (土)
- 会場:パリ日本文化会館
- 住所:101 bis, quai Branly 75015 Paris, France
◎お問い合わせ先
- テロワージュふくしま実行委員会 事務局
- 担当者:脇門(わきかど)・北村(きたむら)
- E-mail:office@f-wine.org
- HP:https://terroage-fukushima.com
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