こんにちは、SAKETIMES編集部、酒匠の山口奈緒子です。

みなさん、3,000円以下でおいしい日本酒は何ですかと聞かれたとき、どんなお酒を思い浮かべますか?日本酒で3,000円というと、いろいろ幅も広がり迷ってしまうことかと思います。

今回は、720ml(=4合瓶)で3,000円以下のおいしい日本酒ランキングTOP5をご紹介します。
ご自分で飲むも良し、贈答用にするも良し!ぜひご参考にしてみてくださいね。

※1,500円以下のおいしい日本酒ランキングはこちら

 

5. 楯野川 純米大吟醸 三十三 出羽燦々33%

こちらの楯野川は山形のお酒。芳醇な香りと、果実を思わせる味わい、そしてきめ細やかな口当たりが「これぞ楯野川」と思わされる純米大吟醸です。また、こちらのお酒に使用されているお米は「出羽燦々(でわさんさん)」という、自社酒米研究会で栽培したもので、それを33%まで磨きあげて造られています。

 

 

4. 作 雅乃智 中取り 純米大吟醸

 

三重で造られる作(ざく)の雅乃智 中取りは「香り」も「味わい」もどちらも楽しめるお酒です。ここまで香り高いお酒で味わいのバランスがとれているお酒はなかなかありません。なんと、この香りと味わいを実現するために「香りが良いお酒」と「味わいに重視したお酒」を別々に造り、ブレンドしているのだそう。日本酒初心者の方にもおすすめの1本です。

 

 

3. 神亀 純米吟醸 小鳥のさえずり

埼玉の銘酒と言えば「神亀」ですね。その神亀の純米吟醸を3年寝かせたお酒です。3年という月日を経て、味わいにさらに深みを増したこのお酒は日本酒ツウをもうならせるほどです。また、味わいの最後に感じる「ピリッ」とした辛さがクセになります。お燗につけるとさらに旨味が増しますので、ぜひお試しあれ。

 

 

2. 奥能登の白菊 純米大吟醸

石川県・能登の隠れた銘酒といえばこちらの「奥能登の白菊」。そして、奥能登の白菊といえばお米本来の軽やかで優しい独特な「甘味」が特徴的なお酒で、もちろんその甘味はこちらのお酒にもよく感じられます。香りも味わいも、わかりやすく飲み手に訴えかけてくるわけではありませんが、お酒全体の「奥ゆかしさ」がこのお酒の魅力だと思っています。

 

 

1. 白岳仙 純米大吟醸 限定商い

福井県の白岳仙(はくがくせん)の純米大吟醸です。こちらのお酒のすごいところはその「コストパフォーマンス」。2000円以下でこの味わいは、驚愕です。1杯またもう1杯と、飲めば飲むほどおいしく感じられ、どんな料理と一緒に合わせても相性バッチリなのがまた嬉しいです。今回はコストパフォーマンスの良さが抜群過ぎるこちらのお酒を1位にさせていただきました!

 

以上です!

いかがでしたか?一度は飲んでみたいと思いませんか?「普段は日本酒に3,000円もかけないよ」という方にもぜひ飲んでいただいきたいです。きっといつもとは違う日本酒の味わいが感じられるはずです。

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