みなさんは、酒豪と聞くとどのような人を思い浮かべますか?
株式会社カカクコムから発表された「酒豪」に関する、『「外食時の飲み物」に関する調査結果』が日本酒好きな私としてはとても興味深いものでしたので、お伝えしようと思います。

 

1. 強いお酒を飲める人=酒豪

調査で「“酒豪”とはどんな人なのか」という問いに対して「どれだけ飲んでもほとんど酔わない人」や「とにかく大量に飲める人」といった回答を、それぞれ過半数である60%以上もの人が選びました。
しかし、年代別でみてみると、20代では「アルコール度数の高いお酒を飲める人」という回答が39.2%にもおよんでいます。この回答に関して言えば30代が28.3%、40代が21.4%に比べると高い割合であることがわかると思います。

若い年代になればなるほど酒豪に対して持つイメージが「アルコールが強いお酒が飲める」という点が大きくなっているということですね!

日本酒はビールやワインなどの醸造酒と言われるカテゴリの中ですと、アルコール度数の高いお酒です。ですので、アルコール度数の高いお酒=日本酒を飲む人が酒豪であるというイメージを持たれる可能性がありますね!

 

2. ガード下で飲む=酒豪

酒豪(※1)は回答者全体に比べると気を使わない相手と、屋台や電車のガード下の居酒屋で飲む」という回答が多く見られました。全体が9.9%であることに対して、酒豪は15.8%なのです。
また、日本酒党(※2)はビール党・ワイン党に比べ、ガード下で飲む割合が高いことも今回の調査でわかっています。

つまり、ガード下で飲むことが多い人=日本酒好きは酒豪と思われる割合が高い、ということですね。

 

(※1)「酒豪」とは、「あなたは、周りの友人や同僚などから"酒豪"と言われたことはありますか?」という質問で、「よく言われる」「言われたことがある」を選択した回答者を指しています。

(※2)「〜党」とは、「外食の際に特定のお酒しか飲まない・ほとんどが特定のお酒である」という回答者を指しています。例えば、日本酒党ですと、外食の際は、日本酒しか飲まない・ほとんど日本酒しか飲まない人ということになります。

 

3. 日本酒好き=酒豪

さらには、このような結果も出ています。

なんと、「あなたは、周りの友人や同僚などから“酒豪”と言われたことはありますか? 」という質問に対して、日本酒党のうち55.8%の人が「よく言われる・言われたことがある」と 回答しているのです。

ワイン党が40.0%、ビール党が39.2%ということですから、大差をつけて日本酒好き=酒豪というイメージが強いようです。

 

以上です!

私も、普段からほとんど日本酒しか飲まない「日本酒党」の部類で、周りから「酒豪」という言葉をいただいたことがあります。でも、私、パッチでテストで反応が出るくらい、お酒は弱い方なのです。

今までは「私が酒豪なんて違和感があるな」と思っていましたが、今回お伝えした調査結果をみると日本酒のイメージが強い私はお酒の実際の強さに関係なく酒豪というイメージがついてしまうんだな、と納得しました。

みなさんはどうですか?「酒豪」ですか?