3月に入り、少しずつ春の息吹が感じられる日が増えてきました。同時に、春ならではの旬の食材が美味しい時期がやってきました。
この記事で紹介されている食材のひとつに「苺」があります。甘く瑞々しく、彩りもきれいな旬の苺は、そのまま食べるのはもちろん、お菓子作りの材料にしても華やいだ仕上がりになる素敵な食材です。
そこで今回はこの苺を使い、お家で気軽に作れるレアチーズケーキのレシピをご紹介します。本来ならクリームチーズを使うところを、「酒粕」を使い、ヘルシーに仕上げたレシピになっています。とっても簡単なのに、見た目は可愛らしいので、お花見の際や、ホワイトデーのお返しなどの贈り物にもオススメです!
簡単!混ぜるだけ!きれいなピンク色でプレゼントにもぴったりな春のスイーツ
今回使う酒粕は京都府・月桂冠株式会社の「月桂冠 酒粕」です。スーパー等に広く普及する知名度の高さと求めやすさが魅力です。そのままいただくと、少し苦みを含んだ甘さが印象的で、口に含むと、甘酒を飲んだ時と同じ甘い香りが鼻に抜けます。
今回はこの酒粕を、チーズケーキに使用するクリームチーズに置き換えて作ります。早速、作っていきたいと思います!
<材料>
【チーズケーキの生地】
・苺 200g(約10粒)
・クリームチーズ 170g
・ヨーグルト 80g
・酒粕 50g
・生クリーム 100cc
・砂糖 70g
・ゼラチン 10g
・水(ゼラチンを溶かす) 大さじ2杯
【土台】
・ビスケット 100g
・マーガリン 50g
※あらかじめ、材料を全て計量しておくと便利です。
<作り方>
1. 初めに、チーズケーキの土台となる部分を作ります。ビスケットを袋に入れて細かく砕き、ケーキ型に敷き詰めます。
2. マーガリンをレンジで30秒ほど温めて混ぜ、ペースト状にしたら、ビスケットを敷いた型に流し込みます。
3. 2を、170度に熱したオーブンで10分焼き、冷蔵庫で冷やしておきます。
これで土台は完成です!
4. 苺を洗ってミキサーに入れ、少しずつ撹拌していきます。
※最初は苺からの水分が少ないため、少しミキサーを動かしたら、苺が均等に混ざるように、位置を変えて再度動かすようにすると上手くいきます。
5. 苺から水分が出てトロトロッとした質感になったら、あとはゼラチン以外の残りの材料を、全てミキサーに入れて混ぜるだけです!
※今回は全て同時に入れて混ぜ合わせましたが、よりきめ細やかな食感にしたい方は、材料をひとつずつ入れ、その都度撹拌させてみてくださいね。
6. 下の写真のようにダマがなく全て綺麗に混ざったら、水で溶かしたゼラチンをミキサーの中に加え、さらに10秒程度ミキサーを動かします。
7. 全て混ぜ終えたら、3で出来た土台に生地を流し入れ、冷蔵庫で4~5時間ほど固めれば、レアチーズケーキの完成です!
出来上がりをいただいてみると・・・酒粕自体の香りはほとんどせず、チーズの香りと一緒に、口に運んだ時に鼻に抜ける、といった程度です。でも酒粕を入れたことにより、クリームチーズで作るよりもヘルシーに仕上がるので、女性でも罪悪感なく食べられます。
苺を入れているのでケーキ全体がきれいなピンク色で、見た目も楽しいケーキに仕上がるのが嬉しいところ。余った生クリームをホイップして、苺を上に飾れば、誰かに贈りたくなる春らしいスイーツの様相になりますよ!混ぜるだけで簡単、かつ、見た目にもきれいな色味のスイーツなので、今後お花見やホワイトデーのお返しなどに、ぜひ作ってみてくださいね!
(文/鈴木紗雪)