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話題の新銘柄「Any.」が飲める店! 板橋・ときわ台に新オープンした「喜楽明人(きらくめいじん)」

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茨城県・宏和日立酒造の新銘柄「Any.」。モダンなデザインが目を引く本銘柄は、”食の魅力を引き出す”をコンセプトに、こだわりの山廃造りで仕込んだ一本です。和・洋・中といったジャンルにとらわれず、自由にさまざまな食を楽しむ「現代のダイニング」に寄り添うことを目指して開発されました。

宏和日立酒造は2006年に立ち上が合った酒蔵。ブライダル事業を生業にしていた宏和商工が茨城県の酒蔵を買収し、一から酒造りをはじめました。新規参入が難しいと言われる酒造業界へ踏み込んで8年、新酒鑑評会で金賞を受賞したことで自信を付けた宏和日立酒造の、新たな挑戦が「Any.」なのです。

SAKETIMESでは、これまで「Any.」誕生までのストーリーをリアルタイムで追い、連載してきました。

◎「Any.」に関する記事

【初公開!?】新しいお酒はこうやって造られる!酒蔵の新商品の企画会議、参加レポート!(2015/11/9)

諦めかるか?続けるか? 「Any.」誕生の裏物語。宏和商工、苦節と研鑽の酒造りに迫る!(2015/12/21)

デザインの観点で見る日本酒!宏和日立酒造の新銘柄「Any.」ラベルデザイン制作の裏側に迫る(2016/2/15)

「Any.」 に込めた想いとは? 宏和日立酒造の製造責任者・長岡杜氏の酒造り哲学に迫る(2016/3/17)

今回は、満を持して2016年4月に完成した「Any.」が飲める飲食店をご紹介します。

ホッとする家庭料理とAny.が楽しめる「喜楽明人」

東武東上線ときわ台駅から徒歩10分。今年4月にオープンした「喜楽明人(きらくめいじん)」は、閑静な住宅街にあります。

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「喜」ばれるお店。「楽」しいお店。「明」るいお店。そして「人」との繋がりを大切にし、食を通して幸せになれるお店。そんな想いの込められた店名だそうです。
店内はノスタルジックな気持ちになれる、ホッとする空間。カウンター席の奥にはテーブル席もあります。

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店を切り盛りする松美さんと娘の美紗さんは、親子そろって調理師免許を持っています。元調理師である松美さんの故母の「お店をやりたい」という想いを受け継ぎ、地元・板橋で開業したそうです。

まだ開店して3ヶ月ばかりですが、すっかり地元の方に愛されている様子でした。

やさしい手料理とAny.を堪能

お店の入口には、Any.のボトルがきれいに並べられています。

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クリアで洗練されたデザインのボトルは、「Any.」という言葉の素朴でやわらかな印象から”佇んでいる”イメージを表現したそうです。「いつでも(Anytime)」「誰とでも(Anyone)」楽しめる、喜楽明人の温かい雰囲気にピッタリですね。

「喜楽明人」の料理は、豊富なレギュラーメニューに加えて、その日にしか食べられない数量限定の日替わりメニューも充実。

まずは、名物「喜楽煮」をいただきました。山形県の「芋煮」の美味しさに感動した松美さんが、何度も試作を重ねて独自の味に仕上げた名物料理。常連客のほとんどが注文するそう。

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野菜そのものの美味しさが感じられる、ホッとする一品です。決して飾らない、ここに戻ってきたくなるような、優しい母の味。

ほくほくの里芋をほおばって、Any.を一口。料理の味を邪魔しない、控えめな香りがふわっと口中に広がり、香ばしい複雑な味わいを帯びながら、出汁の染み込んだ里芋がとろけるのとともに、スーッと消えていきます。

「より自然な造りを」と、乳酸無添加の山廃造りでありながら、どっしりした印象はまるでなく、甘み・旨み・コク・酸味のすべてが調和した一体感が感じられます。野菜の繊細な旨みを邪魔することなく、お肉の脂分とコクをしっかりと包み込む。来るものを拒まないオールマイティーな食中酒であるように感じられました。
ついついお出汁もすべて飲み干してしまい、早くもAny.の真骨頂を体験できたように思います。

次にいただいたのは、日替わりメニューの鶏もも肉と長ネギのピリ辛炒め。

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ピリリと甘辛い味付けに、お酒がどんどんすすみます。

この組み合わせを体験してみて、「スパイス系の料理でも、Any.には合うのではないか」と妄想を掻き立てられました。Any.の可能性はまだまだ計り知れません。

次は味の染みた玉こんにゃくをいただきました。

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しっかり味が染みつつも塩気は強くなく、ぱくぱく何個も食べられちゃいます。
弾力のある玉こんにゃくは、噛むほどにミネラル感と出汁の美味しさが感じられ、これもAny.にマッチしました。

SAKETIMES読者の限定特典!「ミニ喜楽煮」をサービス

SAKETIMESをご覧の皆さまに「喜楽明人」から嬉しいサービスが!「SAKETIMESを見てきました」と言って、Any.(1杯 1,000円)を注文した方に、もれなくミニ喜楽煮をサービスしていただけるそうです!

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Any.は特別に江戸切子で提供されます。滋味深い喜楽煮といっしょにじっくり味わいたいですね。
夏場は基本的に冷酒での提供となりますが、冬からは燗酒もはじめるそうです。温度帯が変わっても、Any.の美味しさを存分に楽しめますよ。

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左から、美紗さん、弟で社長の健太さん、松美さん

終始笑顔でご対応くださった美紗さん、健太さん、松美さん。我が家に帰ってきたかのようなアットホームな空間でAny.を味わってみませんか?いつでも、誰でも、温かく出迎えてくれますよ。

(文/平井遥)

店舗情報

  • 喜楽明人(きらくめいじん)
  • 住所:東京都板橋区東新町1-8-10 1階
  • 営業時間:月~土曜日 17:00~23:30 (L.O. 23:00)
  • 定休日:日曜日

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平井 遥

日本酒を一番理解した料理家を目指し日々奮闘中のド根性フードコーディネーター。 食いしん坊が災いして「食いだおれんぬ」の愛称でも知られております。 イベントのケータリングはじめ、レシピ提案や日本酒バーの週一女将など、幅広く活動中。