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新宿駅から歩いて行ける!日本酒が美味しく飲める、おすすめの2店

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SAKEITMESライターの梅山紗季です。

11月に入り、寒さが本格化して熱燗が美味しい時期になりましたね!年の瀬が近づくにつれ、忘年会などでお酒を味わう機会も多くなると思いますが、今回はそんな忘年会などで訪れる機会も多い「新宿」から歩いて行ける、日本酒を美味しく味わえるお店二店にお邪魔してきました。

今回うかがったのは、「日本酒スタンド 酛」と、「絶好調 てっぺん 新宿」です。それぞれ趣の違った魅力のあるこの二つのお店の魅力を、レポートしてまいりたいと思います!

「日本酒スタンド 酛」―こぢんまりとした中での濃やかな接客と確かな品質

まず訪れたのは、「日本酒スタンド 酛」
新宿三丁目駅E2出口から歩いてすぐのところにあります。新宿駅からも、靖国通りをまっすぐ進んでいくとたどり着けるアクセスのいい場所に位置しています。階段で地下に下りていくと、楕円のカウンターを真ん中に置いたバーが見えてきます。椅子はなく、スタンディングバーらしいカジュアルな雰囲気なため、一人でも入りやすいです。私がうかがったのは17時前でしたが、すでにたくさんの人で賑わっていました。

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優しげな雰囲気のバーテンダーさんに「今の時期のおすすめをください」とお願いし、出していただいたのは栃木県産の「鳳凰美田」。おしゃれなつくりのグラスに、並々と注がれた日本酒は、見ているだけで喉が鳴ってきます。ゆっくり口に運ぶと、ほのかな香りがします。甘みが強く、果実のような味わいが、実りの秋にぴったりの趣をもたらします。味をじっくりと楽しみたい方にオススメの一杯です。
お通しとして一緒に出されたのは、蕪の柚味噌和え。柚子の香りがやわらかい味噌の味と相まって、どんな日本酒にでも合う一品となっています。

少人数で切り盛りをなさっている小さなお店ながら、日本酒を愉しみたい人への心配りがたくさんなされています。お酒と一緒に出されるお水は茨城の天然水を使用し、水道水などで味わいが損なわれてしまうのを防いでいるそうです。また、満席に近い店内でも、一人ひとりのお客さんの好みや要望を聞いて、それに合わせてお酒を選んでくださいます。「変わった日本酒を」「女性でも飲みやすいものを」お客さんの希望に合わせ、メニュー以外からも丁寧に勧めてくださるので、日本酒を初めて飲む人と来ても、日本酒にこだわりのある人と来ても、安心できるお店です。立ち飲みのバーカウンタースタイルなので、ついつい隣の方の召し上がっているお酒が美味しそうに見えてしまいます。

この日は取材の関係で一杯しかいただけなかったのですが、それでも店員さんにお会計後お見送りをしていただき、その行き届いたサービスに感動せずにはいられませんでした。質と種類の確かな日本酒と、濃やかな気配りを味わえるお店です。

 

◎日本酒スタンド 酛 (もと)

住所東京都新宿区新宿5-17-11
白鳳ビルディング B1
TEL03-6457-3288(予約不可)
最寄り駅新宿三丁目駅 徒歩5分
営業時間[月~金]
15:00~23:00
(F L.O.22:00/D L.O.22:30)
[土・日・祝日]
12:00~21:00
(F L.O.20:00/D L.O.20:30)

[詳しくはこちら]

こちらまで元気になれる接客と絶品ひやおろし―「絶好調 てっぺん」

次に訪れたのは「絶好調 てっぺん」。
新宿区役所の斜め前のビルにあるこちらのお店は、エレベーターで9階に上がった先にあります。お店に入る前には「おかえりなさい」と書かれた装飾があり、一歩入ると「いらっしゃいませ!!」という、たくさんの店員さんの声と、笑顔に迎えられます。目に入ってくるのは、大きな炉端焼きのカウンター。様々な食材と、それを扱う元気のいい店員さん達。今の時期に美味しい“ひやおろし‘’を、とお願いすると、「東洋美人 純大吟醸」を出してくださいました。ガラスの徳利と御猪口でいただきます。一口飲むと、芳醇な香りがたっぷりと味わえます。しかし舌触りはあくまで滑らかなため、とても飲みやすく、するすると入ってきます。

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秋の訪れと共に登場する“ひやおろし‘’とは、昔、冬に搾られた新酒が劣化しないように春先に火を入れて貯蔵し、夏を越して貯蔵庫と外との温度が同じくらいになった頃に、二度目の火入れをせず「冷や」のまま「卸し」て出荷したことから「ひやおろし」と言われ、秋の名酒として味わわれてきました。今もなお、春先に一度火を入れ(加熱殺菌をし)、秋まで熟成させて卸される日本酒のことをひやおろしと呼び、秋に愉しみたい日本酒として有名です。

この時期ならではのものを、と思い店員さんにお願いしたのは、「神亀」をお燗でという注文。こちらは先ほどの「東洋美人」とは一転した味わい。香りこそ控えめですがとても良く、とろっとした熱いお酒が五臓六腑に染みわたります。熱燗ならではの強い味わいと濃さが、主張しすぎない香りとあいまって、とてもまろやかな味に仕上がっています。

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料理も充実しており、「塩煎り銀杏」や「カマスの塩焼き」など旬のものを、店員さんが明るく紹介してくださいます。こちらはお通しの写真ですが、お通しだけでこのボリューム。旬の魚や野菜もいただくことができ、お腹も満足できます。なにより、注文に対し店員さんがとても丁寧に、明るく答えてくださいます。美味しいお酒と美味しい肴、そしてこちらの気持ちまであたたかくなるような接客は、これからの時期にまた訪れたくなりました。

 

◎絶好調てっぺん 新宿

住所東京都新宿区歌舞伎町1-2-6
三経55ビル9F
TEL03-3209-5578
最寄り駅新宿駅 徒歩5分
営業時間[日~木]
17:00~01:00
[金・土]
17:00~05:00

[詳しくはこちら]

以上二店舗、新宿で美味しい日本酒と、そしてこちらの心までほっとする接客の素敵なお店をご紹介しましたが、皆様はどちらに行ってみたくなりましたか?寒さが厳しくなるこれからの季節こそ、皆様が心まで温まってお酒を楽しめるお店に出逢えることを願っています♪

 

以上です!
少しでも興味を持ったという方はシェアお願いします♪

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鈴木紗雪

大学で日本文学を専攻。「お酒が飲みたくなる3冊」という日本酒と文学作品を絡めた記事をはじめ、映画、落語、音楽などの文化的な要素と日本酒とを扱った記事をご紹介しています。お菓子づくりも好きで、日本酒や酒粕を使ったスイーツのレシピも公開しています。