日本酒を知る

日本酒を楽しむ

日本酒を考える

特集

奥能登清酒の魅力を解説!6銘柄を飲み比べてみた

> > > 奥能登清酒の魅力を解説!6銘柄を飲み比べてみた
このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、酒匠の山口奈緒子です。

石川県の日本海側に突き出た半島・能登半島の先端「奥能登」という地にあるお酒を飲んだことがあるでしょうか?
実に酒、食文化が豊かな場所で「おいしい」がたくさん詰まった場所です。

そしてその奥能登で醸される日本酒、どれも個性豊かでとても魅力的なんです。
今、奥能登では「奥能登酒蔵学校」というプロジェクトのもと、奥能登の酒蔵6蔵が連携し、地域ごとその酒文化をPRするという動きがあります。
このプロジェクトに参加している蔵元がこちらです。
・数馬酒造

・櫻田酒造

・中島酒造店

・白藤酒造店

・日吉酒造店

・松波酒造

文化は同じでもそれぞれ個性豊かな日本酒を造っています。各蔵の代表銘柄の飲み比べとともに、どういったお酒なのかを紹介していきたいと思います。

北陸新幹線も開通したことですし、これを機会にぜひ奥能登のことを知ってみてくださいね!

地域と連携した酒造り -数馬酒造-

sake_kazuma_beauty_12

(数馬酒造の能登純米、詳しくはこちら
数馬酒造は『心和らぐ清酒(さけ)造り 心華やぐ会社(いえ)作り 心豊かな能登(まち)創り』というモットーを掲げている酒蔵です。代表銘柄は「竹葉 能登純米」。この中で1番、魚介類やクリームを使った料理や洋食と合わせたいお酒です。

【特徴】

・クリームを思わせる味わい

・なめらかな口当たり

【相性料理】

・カニクリームコロッケ

・ホタテのバタークリームなど

◎ 酒蔵情報
〒927-0433

石川県鳳珠郡能登町宇出津へ字36番地
TEL:0768-62-1200
FAX:0768-62-1201
公式HP:http://www.kazuma.co.jp
E-mail:chikuha@kazuma.co.jp

代表銘柄:竹葉など

地元で愛され続ける酒 -櫻田酒造-

sake_6okunotosakagura_4 (1)

(出典:能登スタイル)

地元を盛り立て、地元で愛され続ける酒造りを目指す櫻田酒造。
代表銘柄は「大慶 特別純米酒」。穀物らしい甘さが見事に調和するお酒です。

【特徴】

・穀物を思わせる香り

・さらっとした甘さ

【相性料理】

・魚の朴葉味噌焼き

・なすの味噌田楽

◎ 酒蔵情報
〒927-1204
石川県珠洲市蛸島町ソ93番地
TEL:0768-82-0508
FAX:0768-82-6628
公式HP:http://www.sakurada.biz/
E-mail:info@sakurada.biz

代表銘柄:初桜など

酒は工業品であってはならない-中島酒造店-

sake_6okunotosakagura_3 (1)

(出典:城下町金沢本舗)

中島酒造店は能登輪島の地で地元の米・水・人によって酒を醸し、地元重視・地に根付いた地酒屋であると自負をし、酒造りをしています。
代表銘柄は「能登の生一本 純米 伝兵衛」で、奥能登の中で最も「締り」のある余韻を持ち、脂の乗った刺し身と合わせたいお酒です。

特徴

・クセのない味わい

・締りのある余韻

【相性料理】

・脂の乗った刺し身

◎ 酒蔵情報
〒928-0078
石川県輪島市鳳至町稲荷町8
TEL:0767-22-0018
FAX:0768-22-0018
公式HP:http://www.noto-suehiro.co.jp
E-mail:info@noto-suehiro.co.jp

代表銘柄:能登末廣など

人と人とを繋ぐ酒を創りたい -白藤酒造店-

sake_6okunotosakagur_2 (1)

(出典:金沢屋)

「人と人の間に立って交流の潤滑剤でありたいと。 笑顔と笑顔を繋ぐ酒でありたいと。」そんな思いを持って酒造りをしている酒蔵です。
そして代表銘柄は「奥能登の白菊 純米吟醸」。この中で1番香り高く、お出汁を合わせたいお酒です。

【特徴】

・香り味わい共に感じられる上品な甘さ

・ふっくらとした味わいの広がり

【相性料理】

・白身魚の昆布〆、真丈、

・お椀・お吸い物など

◎ 酒蔵情報
〒928-0077
石川県輪島市鳳至町上町24
TEL:0768-22-2115
FAX:0768-22-5524
式HP:http://www.hakutousyuzou.jp/
E-mail:info@hakutousyuzou.jp

代表銘柄:奥能登の白菊など

輪島の朝市と日本海 -日吉酒造店-

sake_6okunotosakagura_5 (1)

(出典:能登スタイル)

日吉酒造は輪島の朝市通りに面しており、 朝市ではお客様で賑わいます。朝市とともに賑わう手造りの蔵です。
代表銘柄は「純米酒 おれの酒」。この中で1番、香ばしさの感じるお酒です。

【特徴】

・口中で広がる香ばしい香り

・切れの良さ

相性料理

・佃煮・珍味系のおつまみ、

・ブリやカツオのタタキ

◎ 酒蔵情報
〒928-0001
石川県輪島市河井町2-27-1
TEL:0768-22-0130
FAX:0768-22-9988

能登生まれ、能登育ちの手作り清酒 -松波酒造-

 

sake_6okunotosakagura_1 (1)

(出典:能登スタイル)

昔ながらの酒造道具を大切に使い続け、手造りの寒仕込みにこだわり続けています。
代表銘柄は「大江山 純米酒」。この中で1番、飲みくちが軽いお酒です。

【特徴】

・軽快な飲みくち

・爽やかな味わい

【相性料理】

・貝類の料理(バイ貝、つぶ貝など)

◎ 酒蔵情報
〒927-0602
石川県鳳珠郡能登町松波30字114番地
TEL:0768-72-0005
FAX:0768-72-2348
公式HP:http://www.o-eyama.com/
E-mail:sake@o-eyama.com

代表銘柄:大江山など

6蔵に共通する味わいの特徴とは?

能登のお酒の特徴は、全体的に味がしっかりしているということがまずあげられます。また、しっかりした味わいでも魚介類の風味を壊すこと無く、むしろ引き立たせることができます。

日本酒=魚介類という印象はだれもが持つとは思いますが、だからこそ「魚介類でもどんなものが合うのか」と1歩踏み込んで考えてみることで、合わせる食事の幅が広がるのではないかと思っています。

さいごに

sake_g_school_in_noto_4 (1)

今回、ご紹介した6蔵が行っている奥能登酒蔵学校では、1年を通して奥能登の酒文化について学んでいくプログラムが組まれています。

8月29〜30日にもフィールドワークとして奥能登現地での開催予定です。

活動の詳細についてはFacebookページにてご報告いたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【関連】【参加者募集】奥能登の酒蔵さん達と日本酒の勉強が出来る「奥能登酒蔵学校」の参加者を募集します!
【関連】【石川県奥能登酒蔵学校】奥能登清酒の魅力を発信!
【関連】第1回奥能登酒蔵学校に参加しました!

 

日本酒の魅力を、すべての人へ – SAKETIMES

このエントリーをはてなブックマークに追加

ライター募集中!

山口 奈緒子

日本酒のテイスティング資格「唎酒師」「酒匠」保持。日本酒専門メディアSAKETIMESの立ち上げに参画。 在籍中の1年間で、日本酒の知識を活かしユーザー拡大に貢献した。 現在は、日本酒の選定・講師など、日本酒の魅力を広げるべくさまざまな活動を行っている。