日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」は、2024年6月に迎えた創業10周年を記念して、「蓬莱」醸造元・有限会社渡辺酒造店(岐阜県飛騨市)とコラボしたオリジナル日本酒「『SAKETIMES』10周年記念酒」を発売。

応援購入サービス「Makuake」にて、2024年7月21日(日)まで支援を募集中です。

お世話になっている方々へ、感謝の気持ちを込めて

2014年6月に創業した日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」は、日本酒の魅力の伝え手として、酒蔵の紹介や蔵元・杜氏のインタビュー、専門用語の解説、業界の最新ニュースなど、日本酒体験を豊かにする情報を配信してきました。

これまでに掲載した記事は、計6,700本以上。国内最大級の日本酒メディアとして、日本酒ファンや日本酒業界の関係者を中心に、多くの方々にご愛読いただいています。

そんな「SAKETIMES」は、2024年6月に、創業10周年を迎えました。私たちが10年間も事業を継続できているのは、活動を応援してくださっている、読者の方々や日本酒業界の方々のおかげです。

そこで今回、お世話になっている方々への感謝の気持ちを込めて、創業10周年を記念したオリジナル日本酒を企画・販売することが決まりました。

実力派の酒蔵・渡辺酒造店とコラボ!

創業10周年を記念したオリジナル日本酒を製造していただくのは、「エンタメ化経営」をコンセプトに掲げている、岐阜県飛騨市の酒蔵・渡辺酒造店です。

「色おとこ」「Sakeday Night Fever」「超ドS」など、奇抜なネーミングの商品が目を引く酒蔵ですが、国内外の日本酒コンテストで高い評価を受けている実力派。

2023年には、「蓬莱 純米大吟醸 極意傳」が岐阜県新酒鑑評会にて主席知事賞を、名古屋国税局酒類鑑評会の「純米吟醸酒の部」にて名古屋国税局長賞を獲得しました。

また、その年の日本酒コンテストの実績をポイント化して集計する「世界酒蔵ランキング」の2023年度においては、第5位に入賞しています。

「SAKETIMES」では、2023年3月から2024年5月にかけて、渡辺酒造店の魅力を伝える連載記事を展開。

酒蔵を何度も訪問し、蔵元や杜氏をはじめとした渡辺酒造店の方々を取材する中で、「従来の慣習にとらわれることなく、自由な発想で日本酒の魅力を伝えていきたい」という思いに共感し、今回のコラボが実現しました。

理想の美味しさを追求し、複数の原酒のブレンドに挑戦

今回は、渡辺酒造店の全面協力のもと、SAKETIMES編集長の小池潤が、理想の美味しさを追求した一本をお届けします。

小池が日本酒の魅力を知ったのは、大学3年生の時。日本酒に対するイメージが覆される一本に出会い、「日本酒をもっと知りたい」という想いから日本酒居酒屋で働き始めました。

同時に、SAKETIMES編集部にインターンとして参画し、まずは日本酒のソムリエとも呼ばれる「唎酒師」の資格を取得。さらに、その上位資格である「酒匠」や「日本酒学講師」にも合格しました。

SAKETIMES編集長・小池潤

SAKETIMES編集長・小池潤

2017年にSAKETIMES編集長に就任してからは、国内の日本酒コンテストで審査員を務め、さらに日本酒の専門家として、さまざまな番組やイベントに出演しています。

そんな小池が、自身の理想の美味しさを追い求めて、複数の原酒のブレンドに挑戦。酒米や精米歩合の異なる7つの原酒を渡辺酒造店に用意していただき、組み合わせや比率を変えながら、試作を重ねました。

渡辺酒造店の定番商品「蓬莱 家伝手造り 純米吟醸」

最終的にたどり着いたのは、小池が日常酒として愛してやまない定番商品「蓬莱 家伝手造り 純米吟醸」に、山田錦で醸した原酒と、赤磐雄町で醸した原酒を加えた計3種類のブレンド。

「蓬莱 家伝手造り 純米吟醸」の飲み飽きしない味わいに、山田錦と赤磐雄町の豊かな旨味や心地良い甘味がプラスされ、さらに味わい深い一本になりました。

お猪口でお酒を飲もうとしている女性

近年、日本酒業界では、新しいファンを獲得するために、華やかでフルーティーな日本酒や、爽やかで甘酸っぱい日本酒など、"わかりやすい"香りや味わいの商品が増えています。

ただ、こうした商品は、1杯目の感動が大きい一方で、2杯目・3杯目と飲み進めるには、個性が強すぎる場合もあります。そこで今回は、ボトル(四合瓶)で購入しても飲み切れるような、飽きのこない美味しさを目指しました。

現在、応援購入サービス「Makuake」にて支援を募集中です。自宅での晩酌はもちろん、友人とのパーティーなどにも寄り添ってくれる一本に仕上がっていますので、ぜひ手にとってみてください。

◎プロジェクト概要

(文:SAKETIMES編集部)