日本酒、ワイン、ビール……ひと昔前なら「冷暗所」で問題なかったお酒の常温保管。しかし、近年の記録的な猛暑のなか、これまでの冷暗所に置くだけでは、品質を守りきることが難しくなっています。

お酒は想像以上にデリケートな存在で、特に温度の高い環境での保管は、品質の劣化が起きる原因となります。

ただし、単に「冷蔵しておけばいい」というわけでもありません。一般的な家庭用の冷蔵庫は、食品の保管には長けていますが、ドアの頻繁な開閉による温度の変化や振動、庫内灯の光、さらには他の食品からの臭い移りなど、繊細なお酒にとってはストレスの多い環境です。

「氷温M5」の利用イメージ

そこで今、本当においしい一杯を追求する人たちの間で注目されているのが、お酒を最高の状態で保管するための「セラー」という選択肢です。お酒専用のセラーは、温度を一定に保つのはもちろん、湿度の維持や微細な振動の抑制、そして光を遮るという、お酒を安心して保管するために必要な理想の環境を提供してくれます。

今回は、日本酒・ワイン・ビールの専門家3名に、それぞれのお酒の適切な保管方法について伺いながら、お酒専用のセラー「氷温M5」シリーズの性能や実力、そして一般家庭への導入のメリットについて考えてみました。

ご協力いただいたお酒の専門家のみなさん

(左から順に)JUNERAYさん、並里直哉さん、藤代あゆみさん

(右から順に)藤代あゆみさん、並里直哉さん、JUNERAYさん

◎藤代あゆみさん
(酒匠/日本酒学講師/国際唎酒師/焼酎唎酒師)
2013年から、シンガポールの企業で日本の地域産品の販路拡大やマーケティングに従事。2014年に現地で初開催された国際唎酒師の試験に合格した後、日本酒学講師や酒匠にも認定。シンガポールでの経験を活かし、日本酒の魅力を英語で発信している。

◎並里直哉さん
(清酒専門評価者/グランド和酒マスターテイスター/ソムリエ)
清酒専門評価者やグランド和酒マスターテイスターなど、日本酒の難関資格を複数保持。全国でも数少ない専業の日本酒講師として、さまざまなスクールやメディアなどの多方面で、日本酒に関する教育や監修を行っている。

◎JUNERAY(ジューンレイ)さん
(ビアテイスター/SAKE DIPLOMA/ワインエキスパート)
酒類に関する記事の執筆を行うフリーライターとして活動しながら、ノンアルコール飲料のブランドにて、レシピ開発チーフを担当。飲食店のドリンクメニューの開発や、飲料メーカーのイベント監修なども行っている。

お酒をおいしく飲むためのベストな保管方法とは

―まずは、みなさんの自宅でのお酒の保管方法を教えてください。

並里直哉さん

並里直哉さん(以下、並里):ワインセラー3台と、業務用の冷蔵ストッカー1台を使っています。セラーはそれぞれ設定温度を変えていて、長期保管したいものや酒質を変化させたくないものは、-5℃で保管できるストッカーに入れています。

「-5℃」というのは、日本酒の香りや味わいをほとんど変化させずに保管できる、近年の日本酒業界で推奨されている温度です。これよりも温度が低いと凍結のリスクがありますし、これよりも高いと香りや味わいが少しずつ変化します。日本酒に関しては、とにかく低温で保管することを心がけています。

JUNERAYさん

JUNERAYさん(以下、JUNERAY):ワインセラー2台と家庭用の冷蔵庫、常温の棚でお酒を保管しています。ビールは意外と繊細な飲み物なので、常温保管ではなく、3℃くらいで冷蔵保管していますが、ワインは12~14℃の温度帯で。お酒の種類によって最適な保管温度が異なるので、どうしても複数のセラーが必要になりますね。

藤代あゆみさん

藤代あゆみさん(以下、藤代):私は上段と下段で異なる温度が設定できるセラーを使っています。さくら製作所の「氷温M5」というシリーズで、2022年からモニターとして利用させてもらっているんです。上段は-5℃で日本酒用に、下段は12℃でワインと蒸留酒用として使い分けています。

セラーというと、飲食店や酒販店にあるような業務用の大きなものが多いのですが、さくら製作所のセラーは、扉が透明なガラスでインテリアとしてもおしゃれで気に入っています。自分の部屋に置くものですから、デザインが魅力的なセラーのほうがいいですよね。

―みなさん、セラーを使っているんですね。お酒をおいしく飲みたいと思うなら、専用のセラーが必要でしょうか?

JUNERAY:お酒の保管といえば、以前は冷暗所が定番でしたが、猛暑が続く近年の日本では、夏場になると一般家庭から冷暗所がなくなってしまいます。どんなお酒も、冷蔵庫やセラーで冷蔵保管してほしいですね。

ちなみに、「ビールは常温保管」というイメージがあるかもしれませんが、大手メーカーの缶ビールも含め、基本的に冷やして保管してください。ビールは完成した瞬間がもっともおいしい状態で、どのようにして品質を保つかが重要。特に無濾過や非加熱のクラフトビールは生きた微生物を含むものも多いので、冷蔵保管で劣化を最小限に抑えたいところです。

蒸留酒やリキュールも、自宅のスペースの都合でやむなく常温保管しているんですが、これらもすべてセラーで管理したいというのが本音ですね。

「氷温M5」の利用イメージ

並里:確かに、基本的に常温よりも冷蔵保管のほうがいいというのは、間違いありません。ただ、家庭用の冷蔵庫が適切かというとそうでもなくて。冷蔵庫の温度帯は3~6℃前後ですが、これは日本酒の品質を維持する理想の温度よりは高く、ワインにとっては低いんです。私が複数のセラーを使っているのも、お酒ごとに適切な温度帯で保管するためです。

藤代:温度帯の観点でいうと、-5℃から25℃まで自由に温度設定ができる「氷温M5」はおすすめですよ。日本酒は-5℃で保管すれば、繊細な香りや味わいをキープできますし、ビールは0℃前後で保管すれば、キンキンに冷えた喉ごしが楽しめます。

また、冷蔵だけではなく、25℃という温度帯を設定することもできます。常温の保管が可能な場合や熟成させたい場合でも、夏場は室温が高くなりすぎてしまうこともあるので、ちょうどいい温度を一定にキープしてくれるのは助かります。

「氷温M5」の温度管理について

どんなお酒も適切な温度で保管できる「氷温M5」

―こちらに、藤代さんが使っている「氷温M5」がありますが、印象はいかがでしょうか?

JUNERAY:従来のセラーはサイズが大きく、室内に圧迫感を与えてしまうものもありますが、この「氷温M5」シリーズは容量に対して面積がスリムなので、インテリアとして馴染みそうなデザインですね。棚のウォールナットの木目がやわらかい印象で素敵です。個人的には、ホワイトのボディがかわいいと思いました。

「氷温M5」の利用イメージ

並里:オプションとしてさまざまな形状の棚が用意されているので、棚の組み方によって、横置きだけでなく、縦置きにも対応できるのがいいですね。日本酒は基本的に縦置きが良いと言われていますし、最近では、ワインも縦置きが良いという考え方もあるので。

藤代:縦置きができることは、日本酒の保管には必須ですよね。日本酒を横置きにしないほうがいい理由は、金属製のキャップにあります。液体がキャップに触れ続けることで、お酒の味わいが損なわれてしまう可能性があるためです。

以前、横置きにして保管していたら、キャップが劣化して溶けてしまったことがありまして……。それ以来、常に縦置きで保管することを心がけています。

「氷温M5」の利用イメージ

並里:私が持っている冷蔵ストッカーは上開きなので、整理が課題なんです。上のほうにあるものを取り出さないと、下のほうに何が入っているのかがわからないのが不便で。講座のためにさまざまな日本酒をストックしておかなければならないのですが、後になって「これもあったのか!」ということも多々あります。

藤代:私が使っているセラーは、「氷温M5」シリーズのなかでも最大の50本収納できるタイプですが、扉を開けなくても庫内が見やすいですよ。LED照明がついているので、庫内の両側から温かみのある色合いの光がボトルに当たって、お気に入りの一本がさらにおしゃれに見える点も気に入っています。

JUNERAY:ガラスの扉だと、温度を下げた時に結露しないんですか?

藤代:「氷温M5」シリーズの扉にはヒーターが搭載されていて、ガラス表面に発生する結露を防いでくれるんです。これまで、結露で困ったことはないですね。

JUNERAY:面倒な掃除の手間がなくていいですね。ガラスが三重構造で、徹底した温度管理に安心感があります。

「氷温M5」の利用イメージ

並里:私はとにかく保管温度にこだわるので、セラーの表示温度を鵜呑みにせず、庫内に温度計を置くようにしているんです。外出している時に気になることがあるのですが、スマートフォンの専用アプリを通して庫内の温度などを遠隔で知ることができるIoT機能が、魅力的だと感じました。

藤代:「きょうはいつもよりも冷やして飲みたい」という時に、アプリを使って帰宅中に温度を変更することもできますね。

実際に約4年使っていますが、「これまでに不満を感じたことがない」という点が、本当にすごいと思います。「氷温M5」は、こんなに高機能なのに、使い方がシンプルなんですよ。電源を入れればすぐに使えるので、導入が簡単でした。

―並里さんとJUNERAYさんは、「氷温M5」をどんな風に使いたいですか?

(左から順に)JUNERAYさん、並里直哉さん、藤代あゆみさん

並里:日本酒専用のセラーにしたいですね。「セラーがいっぱいでもう入らないかも……」と、日本酒を買うのをあきらめることが何度もあるんですが、本当に大きな機会損失だと思っています。

安心感のあるセラーは、“新たなお酒との出会い”という楽しみを増やしてくれますね。お酒の品質を維持してくれるだけでなく、さらにワクワク感を演出してくれるセラーだと思いました。

JUNERAY:1つのセラーで2つの温度帯が設定できるので、上段は2℃にしてクラフトビールを、下段は13〜15℃にしてワインを入れたいです。透明なガラスの扉で、ラベルが見えるのがいいですよね。お気に入りのラベルが楽しめるように並べたいです。

―これまで「氷温M5」を使ってきた藤代さんは、このセラーをどんな方におすすめしたいですか?

藤代:すべてのお酒好きにおすすめしたいです。特定の酒類しか飲まないという人は少ないと思うので、日本酒もワインもビールも、どんなお酒も安心して保管できる万能なセラーがあると、お酒の時間が本当に豊かになると思います。

また、開栓して飲みきれなかった日本酒を入れても、おいしさを長く保つことができるので、安心して飲み残せるようになったというのも大きいですね。

最後の一滴まで、最高の状態で味わうために

「氷温M5」の利用イメージ

お酒の理想の保管環境を語る専門家の方々から感じたのは、お気に入りの一本のおいしさを最後の一滴まで堪能するためにベストを尽くしたいという、お酒への深い愛情でした。

日本酒、ワイン、ビールなど、お酒の種類ごとに最適な保管方法があり、その魅力やポテンシャルを最大限に引き出すための「セラー」という選択肢は、猛暑が続く日本の気候における最適解と言えるでしょう。

さくら製作所の「氷温M5」シリーズは、あなたのお気に入りの一本を最高のコンディションで保管してくれる、頼もしいパートナーになってくれるはずです。

(取材・文:藪内久美子/編集:SAKETIMES)

◎「氷温M5」シリーズの商品概要

  • 商品名:「氷温M5」 FULL COVER CELLAR
  • 型式名:
    GX22SM525-RH-B(ブラック)
    GX22SM525-RH-W(ホワイト)
  • 価格:94,800円(税込)
  • 収納本数:
    ・ワインのみ:22本
    ・日本酒のみ:5本(一升瓶)
    ・ビール(350mL):約48本
  • 温度管理の種類:1温度
  • 設定温度:-5~25℃
  • 商品名:「氷温M5」 FULL COVER CELLAR
  • 型式名:
    GX38DM525-RH-B(ブラック)
    GX38DM525-RH-W(ホワイト)
  • 価格:139,800円(税込)
  • 収納本数:
    ・ワインのみ:38本
    ・日本酒のみ:11本(一升瓶)
    ・ビール(350mL):約83本
  • 温度管理の種類:2温度
  • 設定温度:上室 -5~25℃/下室 0~25℃
  • 商品名:IoT対応「氷温M5」 FULL COVER CELLAR
  • 型式名:
    GX50DM525-RH(LH)-B(ブラック)
    GX50DM525-RH(LH)-W(ホワイト)
  • 価格:194,800円(税込)
  • 収納本数:
    ・ワインのみ:50本
    ・日本酒のみ:14本(一升瓶)/40~51本(四合瓶)
    ・ビール(350mL):約110本
  • 温度管理の種類:2温度
  • 設定温度:上室 -5~25℃/下室 0~25℃

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