コンビニやスーパーで誰もが一度は目にしたことのある、金色に輝く200ml缶。そう、菊水酒造のロングセラー商品「ふなぐち菊水一番しぼり」です。日本初の生原酒缶(2010年1月株式会社コミュニケーション科学研究所調べ)として誕生し、40年以上に渡って日本酒ファンに愛されてきました。

「ふなぐち菊水一番しぼり」

3月には「500ml缶」を発売し、全国のファンを喜ばせました。そして6月、ふなぐちシリーズに新たな仲間が加わったのです。

それはなんと、ふなぐちのスパークリング。菊水酒造が「ふなぐちファンのために造った」と明言する「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」とは、一体どのような商品なのでしょうか。そのコンセプトや味わいから、商品の裏側に迫ります。

ふなぐち500ml缶が、ファンの間で話題に

1972年に誕生した「ふなぐち菊水一番しぼり」の歴史は、40年を優に超えています。かつては酒蔵でしか飲むことができなかった搾りたての美味しさが、近所のコンビニやスーパーで気軽に手に入る。その画期的なコンセプトは時が経っても色あせることなく、熱烈なふなぐちファンを全国に抱えています。

3月に発売された500ml缶は『お気に入りを極める』がコンセプト。ゆっくりじっくり楽しんでほしいと、ふなぐちファンのために誕生した商品です。リキャップできるボトル型容器が特徴で、好きな時に好きな量だけ飲むことができます。

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「こんな商品を待っていた!」「好きなだけ飲めるのが嬉しい」と、発売早々にファンの間で話題になりました。

ふなぐちファンのために生まれた「ふなスパ」

長きにわたり、ファンに愛されてきたふなぐち。次の展開は、なんとスパークリングでした。2019年6月に出荷が始まった「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」の大きな特徴は、19%というアルコール度数。スパークリング日本酒というと、アルコール度数を低めにして、飲みやすくした商品が多い印象ですが、そこにはどんなねらいがあるのでしょうか。

「ふなぐちの特徴である旨味やコクを薄めることはしたくありませんでした」と語るのは、営業部の武田晴信さん。ふなぐち好きが高じて菊水酒造に入社したという武田さんが、今回の商品企画を担当しました。

菊水酒造・営業部の武田晴信さん

菊水酒造 営業部・武田晴信さん

「スパークリング日本酒である前に、あくまでも、ふなぐちシリーズのひとつなんです。だからこそ、ふなぐちの良さを生かすことが絶対条件でした。あの、ほとばしる旨さや生原酒ならではの飲みごたえがなくては、ふなぐちではない。こうして、19%というアルコール度数になりました」

さらに「ふなぐちを愛してくださっているファンのための新商品です」と武田さんは言い切ります。そのため、アルコール度数を下げ、新たな顧客層へアプローチすることはまったく考えていなかったとのこと。

炭酸でスパークした「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」、略して「ふなスパ」。ふなぐちファンのために生まれた一本です。

菊水酒造×SAKETIMES「リアルふなぐち飲み会」第2弾!

菊水酒造では、ファンとつながる場として「ふなぐちTwitter飲み会」を開催しています。「ふな(27)ぐちの日」という語呂合わせから始まった企画で、菊水酒造が幹事となって、毎月27日の午後8〜10時にTwitterで飲み会をするのです。

今年2月、「ふなぐちの日」に合わせてSAKETIMES編集長・小池が菊水酒造へうかがい、Twitterの盛況を見ながらライブ配信を行う「リアルふなぐち飲み会」を行いました。そしてこの度、「ふなスパ」発売を記念して、「リアルふなぐち飲み会」第2弾を配信しました。

「リアルふなぐち飲み会」第2弾の様子

(左から)FM新潟 パーソナリティ・鎌田アレクシッチさやかさん、菊水酒造 営業部・先川彰一さん、SAKETIMES編集長・小池潤

前回に続いて、菊水酒造からは営業部を統括する先川彰一さんが登場。さらに今回は、FM新潟のパーソナリティであり、ふなぐちの大ファンという鎌田アレクシッチさやかさんも特別ゲストとして出演。

プライベートで菊水酒造のイベントに訪れることも多いという鎌田さん。「ふなスパ」の出荷が始まったこの日のラジオでは、ふなぐちの着ぐるみを着て「ふなスパ」をアピールしていたそうで、そのままライブ配信に駆けつけました。

鎌田さんは「ふなスパ」をひと口飲むと「シュワシュワの飲み口と、ふなぐちならではの旨味がたまりません」とコメント。「もっとも好きな日本酒は、ふなぐち」と公言する小池も「冷蔵庫に常備しておきたい」と絶賛する味わいでした。

Twitterにも、早速「ふなスパ」で乾杯したファンの方々がたくさん。

Twitterの投稿Twitterの投稿

ライブ配信の再生数はなんと約2,000回。「早く飲みたい!」「夏にぴったり」などのコメントもたくさん寄せられ、大盛り上がりの「ふなぐちの日」となりました。

みんなで楽しむのも良し、ひとりで楽しむのも良し

「ふなスパ」こと「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」は、出荷の始まった2019年6月から予想以上の売れ行きとのこと。まずは新潟県内の店頭に並び、これから順次、全国へと展開していくそうです。オンラインショップでの購入も可能です。

「ふなぐち菊水一番しぼりスパークリング」

家族や友人と注ぎ合って、わいわい楽しむのも良し。リキャップできるので、ひとりでゆっくりと楽しむのも良し。さまざまな楽しみ方ができる一本です。ぜひお試しください。

◎商品概要

(取材・文/藪内久美子)

sponsored by 菊水酒造株式会社

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