こんにちは!女唎酒師(ききさけし)の菊森久美です。
普段は広告関係の仕事をしていて、日本全国を飛び回っています。
出張の帰り道、座席に疲れた体を沈め、プシュッ!とビールを開けるのが楽しみ…
だったのですが、ビールって体を冷やすって言いますよね…。
でも、日本酒なら大丈夫!
疲れた体を温めてリラックスさせてくれます。
しかも、瓶タイプなら一度開栓しても持ち帰りOK。
おうちで旅の余韻に浸れますよ!
そこで今回は、駅や空港の構内で買える日本酒とおつまみをご紹介します!
お値段は私の購入時の値段ですので、参考程度にご覧ください。
【JR名古屋駅篇】
名古屋とお酒の関係は古く、あの「古事記」「日本書紀」にヤマトタケルが尾張で酒を捧げられるシーンが描かれているほど。
今回は名古屋駅構内で岡崎市のお酒をチョイスしました。
「三河武士 純米」(丸石酒造)1120円(税込)
※売店で頼むとコップをつけてくれますよ!
酒米は愛知県のお米「大地の風」。
口に含むと優しい酸味と甘みが広がります。
それでいて、後味はスッと潔く消えるかんじ。
食中酒におすすめです。
どっしりした力強さがあるので、濃いめの味付けの食事にも合います。
去り際がキレイな骨太イケメンといった面持ちですよ。
そして、おつまみ兼夕飯には、壺屋の「三色稲荷」。
かならず三色を!
「いなり」「わさび」「じゃこ」の3種類が入っています。
ノーマル「いなり」は夕飯として、「わさび」と「じゃこ」はおつまみに。
とくに「わさび」はピリリと良いアクセントになります。
【新千歳空港篇】
私だけかもしれませんが、北海道出張は食べ過ぎてしまうんですよね(笑)
その締めにはスッキリしたお酒がオススメです。
北の誉 生粋本醸造 (北の誉酒造)233円(税込)
※ワンカップ
小樽の蔵元のお酒です。
スッキリした飲み口で、辛口がお好きな人に喜ばれる味。
冷や〜常温でグイグイ飲めます。
日本酒好きの方はちょっと物足りないと感じるかもしれませんが、
私のように出張帰りのお疲れモードにピッタリでした。
そんなお酒に合うおつまみを発見。
釧路市漁業協同組合総合流通センターさんの「さんまじゃあきー」です!
写真が微妙ですみません…。
ジャーキーですが、半生タイプでさんまの脂がじわっと口に広がります。
細長くて食べやすいのもいい!
移動時間がちょっと贅沢になりました。
【JR広島駅篇】
毎年、新酒鑑評会が開かれる広島県は、日本酒の歴史を語る上で欠かせない地です。
そんな広島だけに、構内にも目移りするほど日本酒が並んでいるのですが、今回選んだのはコレ!
誠鏡「吟醸 幻」(中尾醸造)681円(税込)
そして、タレに漬け込んだ牡蠣をいただける「かき大将」(2本 390円)!
今、朝ドラで話題の竹原にある、中尾醸造さんのお酒です。
芳醇で華やか!
くっきりした輪郭は、都会的な美人を連想します。
このフルーティーな味わいは、リンゴ酵母によるもの。
蔵元が全国を巡り歩いて集めた200種類の酵母の中から厳選したそうです。
日本酒先進県・広島らしいお酒と言えるかもしれません。
【JR京都駅篇】
伏見を擁する京都も目移りするほどたくさんの素晴らしい日本酒があります。
その中で今回はホームの売店でも買える上、リーズナブルなお酒をチョイスしました。
私、個人的にこのお酒はコスパ最強なのではないかと思っているのです…。
玉乃光 「酒魂」純米吟醸 (玉乃光酒造) 310円(税込)
このお酒、良く「辛い」っていう意見を見るんですが、ただ辛いだけではありません。
米から醸し出される酸味と旨味。
辛みの中に力強さのある印象的な味わい。
このお値段でこの味って、ちょっとすごいと思うんですが…。
だって、ワンカップですよ!
精米歩合60%と吟醸ギリギリであることも、この味わいを生んでいる理由だと思います。
純米蔵として有名な玉乃光さんならではの、米へのこだわりが生きたお酒です。
おつまみは…京かまぼこ茨木屋の「味くらべちぎり」。(最近お気に入り!)
いろんな種類があるのでついつい試してみたくなってしまいます。
京都からは結構長いので、名古屋あたりで飲み終わり、
後は酔いに任せてひと眠り…というのが最高です!
いかがでしたか?
お疲れな出張帰りですが、日本酒を飲むとちょっと贅沢な気持ちになれます。
最初はちょっと隣の人の目が気になりますが、
飲みはじめてしまえば気にならなくなりますよ(笑)
ぜひ、みなさんもお試しください。
以上です!
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