透明感のある若葉が風に揺れ 新緑の美しい季節になって来ましたね♪
みなさま、こんにちは。清々しい若葉と爽やかな風に誘われてうきうき酔いどれ散歩真っ只中のSAKETIMES鯨飲系ライタースギオカです。
1年のなかでもこれからの季節は本当に心地も居心地も素敵な時季。
ついつい、お酒もすすんじゃう。ススンジャイマスヨネ?そんなとき、手を伸ばすのは、勿論スギオカ大好物の日本酒。

当然のことながら、その日本酒、お米が主たる原料の1つな訳ですが、1粒のお米、と言いますか1粒の籾(もみ)を撒いたとして。
さぁ、秋に実った1粒の籾は、どのくらいの量のお酒になるんだろう?とか思ったこと無いですか?

・・・・・・ない?ではあることにしましょう笑。

一粒万倍って言われる位だから、結構出来ちゃうのかな??なんて気になり始めたスギオカ。お仕事そっちのけで調べちゃいました。笑
ちょっと酒の肴になりそうな気もするのでちょいといっときお付き合いくださいませ♪

さて一粒万倍なのか?!

1粒の種籾から発芽した苗。成長にしたがってその苗が、大体6~10本の茎の分かれやがて、そこから出てくるひとつの穂になり、それぞれに稲穂が実る訳ですね、こんな感じに。

で、大体一本の稲穂に100~120粒程の籾が実るそう。となるとざっくり計算ではありますが、1粒の籾が、秋にはなんと1000倍!1000粒に!!・・・・・万倍にはならないようです、はい。笑

とは言え1粒が千粒。お米ってやっぱり素敵な食べ物ですね。

で、さてさて。その採れたお米をお酒にしてみましょう。

玄米の状態で重さが1000粒で26グラム以上あるお米がお酒を作る上での好適米とされているらしいので、1粒の籾から採れた玄米1000粒が26グラム以上であった。

と、都合のよう仮定をしましょう♪

で、更に美味しい吟醸酒になると妄想したとして。吟醸酒の精米となると玄米を50%削らなくてはならないので(あ、ちょっともったいない。とか思わない思わない)26グラムは有ったであろうお米は半分の13グラムほどになります(もったいなくないもったいなくない)

そのお米を蒸し米にし、水、麹、酒母(もと、と言われる蒸し米、水、麹に酵母を足したもの。文字通り酒の母って所です)を加えもろみを造り圧搾。

・・・・相当ざっくりですが汗

これで、1粒の籾から絞りたての新酒が誕生!!するわけです。

その量はジャカジャカジャカジャカジャン!!

30ミリリットル!!!!

1粒の籾からなんと30ミリリットルの吟醸酒が出来てしまうわけです!!

え?やっぱ少ない?

いやいやそんなことは無いですよ、だってこう考えてみてください。

たった6粒だった種籾が、『すいませ~ん、日本酒を一合 くださ~い』

の『一合』になってしまうわけですよ。2合なら12粒、3合なら18粒の籾種がやがてお酒になってくれちゃう訳です。
1粒が万倍にはならないかも知れませんが酒に十の徳あり。と言われる程の可能性を持つ日本酒がたった1粒の籾から造り出せるなんてお酒にとってのお米は万倍以上の価値があるのかもしれない。というお話でした。

調べてみた張本人のスギオカの1日辺りの籾種の必要量は、内緒にしておきます笑

それではまた♪明日も酔い良い素敵な1日でありますように。

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