こんにちは、SAKETIMES編集部、酒匠の山口奈緒子です。

師匠も走り回るほど、忙しさが増す師走・12月。仕事量も増すのに加えてお付き合いの飲みやプライベートでも飲み会、、、と忘年会の嵐ですよね。みなさん、胃も肝臓も悲鳴を上げていることかと思います。

そんなあなたに今回は飲み会前から、飲み会中、そして飲み会後の忘年会対策をお教えします。少しでもみなさんの忘年会の翌日の仕事が辛くならないよう、心を込めてお伝えしようと思います。

 

1. 飲み会前はスタバのフラペチーノ

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よく飲み会の前に「牛乳を飲んで膜をはると酔いにくい」と言いませんか?
これは、牛乳に含まれる脂肪を利用したものです。脂肪は胃で吸収や消化がされないため、胃の中に脂肪の膜ができます。それによってアルコールの大幅吸収を防ぐことができるのです。

しかし、牛乳には4%ほどしか脂肪分が含まれていません。効果的に脂肪分を摂取するには生クリームがおすすめです。100g中に含まれる脂肪分を比較すると、牛乳が3.8gであることに対して動物性の生クリームは45.0g。なんと、生クリームには約12倍も脂肪分が含まれているのです。

そして、生クリームをたくさん含んだ身近な飲み物といえばスターバックスコーヒーのフラペチーノですよね。
さらにフラペチーノの生クリーム増しは無料ですので、ぜひ生クリームたっぷりのフラペチーノを飲んで忘年会に挑みましょう。

スタバのフラペチーノ以外に方法はないの?という方へ、詳しくはこちら。>>『スタバのフラペチーノ!?飲み会の前にできる二日酔い対策

 

2. 飲み会中は「グレープフルーツジュース」を。

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お酒を飲むとき、空腹時に飲まないことや一緒に水を飲むというのは大前提!

空腹状態ではお酒を飲むことはおすすめしません。なぜなら胃に何もない状態ですと、アルコールの吸収が早まってしまうからです。おつまみも一緒に食べましょう。

また、お酒を飲むときにお水を一緒に飲むことも大切です。
お水を一緒に飲む重要性についはSAKETIMESでもこちらの記事でご紹介しました。>>『基本にして奥義、和らぎ水のすすめ
アルコールを分解する際にはお水をたくさん必要とします。また、アルコールの利尿作用によって、トイレも近くなり、さらに水分は失われていきます。ですので、アルコール分解や排泄によって失われた水分を補給することが重要なのです。

以上を大前提とした上で、お水に加え飲み会中に飲んでいただきたい飲み物があります。
それは「グレープフルーツジュース」。
なぜなら、グレープフルーツには、ビタミンCやクエン酸が多く含まれており、肝機能を高める効果があるからです。さらに果糖がアルコールの分解にも役立つと言われています。

グレープフルーツジュースですと、飲み放題に含まれていることも多く飲み会ではよく見るソフトドリンクではないでしょうか?
また、飲み会の途中でソフトドリンクが頼みづらい状況もありますよね。そんなときは店員さんに「グレープフルーツサワー」と言って持ってきてもらえるように口裏を合わせておくといいかも?

飲み会中の悪酔い対策について、詳しくはこちら。>>『どれだけ飲んでも大丈夫!?お酒の席で悪酔いしない3つのポイント

 

3. 飲み会後、少しでも明日を楽にするために、、、

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飲み会後のケアも二日酔いを防ぐためには怠れません。
実はお酒は、飲み始めた直後ではなく、人により差はありますが飲み終えてから30分~2時間後に血中濃度がピークを迎えると言われています。

お酒を飲んで二日酔いになるのは、体内に摂取したアルコールが、肝臓でアセトアルデヒドという有害物質に分解されるからです。そしてこのアセトアルデヒドは、私たちの体に時間差でダメージを与えてくるのです。ですので、飲んだ直後は良い気分で帰宅しても、寝た後、急に吐き気に襲われたり、翌朝に頭痛などの二日酔いの状態になるわけです。

このようにならないためには、飲み会後、水分摂取と肝臓を冷やさないことが大事です。

 

◎まずは水分

コップ2杯分の水分を摂取しましょう。上述しましたが、アルコールを飲んだときには水分は不足しがちなのです。
また、この水分は「水」ではなく、できれば「スポーツドリンク」などが好ましいでしょう。スポーツドリンクに含まれるナトリウムイオンは、体内に水分を保持する力に優れているため、水よりも効果的な水分摂取ができます。また、寝ている間に肝臓が糖分をエネルギーとして、アルコール分解をします。そのため、低血糖症になりがちです。スポーツドリンクの糖分が低血糖を防いでくることも良い効果ですね。

ベッドの近くに飲み物を置き、いつでも飲めるようにしておくことも大切です。ちなみに身体への負担を考慮して、キンキンに冷えたものではなく、常温のものが好ましいですね。

 

◎肝臓を冷やさない

肝機能を高め、分解を促すには肝臓を冷やさないことが大切です。お酒を飲むと血行がよくなり、一時的に体が温かくなるように感じます。そのため「暑苦しい」と感じ、お腹を出したまま寝てしまう、、、なんてもってのほか。

具体的には蒸しタオルなどを使い、肝臓を温めてください。右脇腹から背中側までにかけて蒸しタオルを当てます。10〜20分ほど経ち、タオルがぬるくなったら終了です。

 

4. すでに二日酔いに悩まされているあなたへ

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それでも「二日酔いになってしまった、、、!」という方はぜひ以下の方法をご参考にしてください。
上でも何度も書いていますが、水は欠かせません。
また、コーヒー、紅茶、緑茶など利尿作用のある飲み物を取り、アルコールを体の外に出すことも大切ですね。

その他には、リンゴ・グレープフルーツ(ジュースでも可)や大根、大豆、シジミなど肝臓の機能を助ける&消化を助ける食材を食べてください。

でも一番いいのは「ゆっくり休むこと」ですね。

二日酔いになってしまった方の対処法について、詳しくはこちらをご覧ください。>>『飲み会の翌日に二日酔いで気持ち悪くなったときの対処法まとめ

 

以上です。
忘年会で悪酔い対策として、ご参考になれば幸いです。

怒涛の忘年会シーズンを乗り越えれば、お正月休み。あともう少し、頑張りましょうね。

 

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