夏も本番。お祭りや花火大会で浴衣を着る機会も増えてきましたね。

せっかくですから、いつも飲んでいる"日本酒"を浴衣で楽しんでみるのはいかがでしょうか?普段とはひと味違った魅力を感じられるかもしれません。

浴衣を着て楽しむ日本酒の魅力とは何か。そして、この夏に開催される、注目の"日本酒×浴衣"イベントをご紹介します。

浴衣で楽しむ日本酒の魅力とは?

7月23日、東京・馬喰町で、日本酒女子会が主催する「浴衣納涼会」が開催されました。

日本酒女子会は「美味しく楽しく華やかに」を合言葉に、"女性同士で気軽に日本酒を楽しめる場がほしい"と立ち上げられた団体。これまでに、お花見や着物新年会など、女性同士が楽しく交流できる企画を開催してきました。20~30代を中心に200名ほどが所属し、各イベントには毎回30~40名が参加されるそう。9月には蔵見学を開催、10月にはバーベキュー日本酒女子会も計画中とのことです。

さて、浴衣で楽しむ日本酒の魅力とはいったいどんなところにあるのでしょうか。浴衣納涼会に参加したみなさんに聞いてみました。

「浴衣と夏酒で、季節を感じられるのが素敵ですね」
「お酒で緊張が解けたのか、"かわいらしい浴衣ですね"と、初めてお会いする方とも会話が弾みました」
「華やかで特別な気持ちになり、日本酒もいっそう美味しく感じます」

華やかな浴衣に身を包んだ参加者の方々は、お互いに写真を撮り合いながら、日本酒を楽しんでいる様子。

今回のイベントは、小さなお店を貸し切って行なわれました。

料理は浴衣でも食べやすいよう、串に刺して取り分けやすくした、おしゃれな料理が並びます。このアイディアを取り入れて、友人との家飲みを"日本酒×浴衣の会"にするのも楽しそうですね。

夏酒もたくさん用意されていました。酸味のあるスッキリとした飲み口のお酒や、米の旨味が詰まったにごり酒など、そのタイプはさまざま。

浴衣で楽しむ日本酒は、その味わいが普段とはひと味違い、より華やかさが増すように感じられますね。

この夏注目!浴衣で楽しむ日本酒イベント

夏の間は、全国各地でさまざまな「浴衣×日本酒」イベントが開催されています。これから開催される、注目のイベントやサービスをご紹介しましょう!

[8/11@名古屋] 酒蔵&浴衣 Jazzパーティ2017

1845年創業の金虎酒造(名古屋市)にて、TOMOYOSHI NAKAMURA QUARTETなどで活躍するジャズピアニスト・春名祐樹さんらの生演奏とともに日本酒を楽しむイベントが開催されるそう。浴衣で参加するジャズパーティーに日本酒、とてもおしゃれな組み合わせですね。

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[8/19@東京] 浴衣と日本酒の会 in 浅草

スカイツリーが一望出来るオープンスペースで、神田の日本酒専門店「和酒や」が提供する各種様々な日本酒を試飲。「レンタル着物さくら」とのコラボイベントで、浴衣レンタルや着付け、ヘアセットも会場で行っていただけるそうです。

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[8/27@大阪] 浴衣で納涼屋形船×日本酒女子~かんさいぽん女くらぶ

平安時代、貴族の遊びとして利用されていた屋形船。そんな日本文化を、日本酒といっしょに浴衣姿で楽しむのはいかがでしょうか。こちらは女性限定のイベントです。

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[~9/24@東京] アートアクアリウム・獺祭ナイト

日本橋で開催されている、大人気の水族アート展覧会「アートアクアリウム」。19:00以降のナイトアクアリウムでは、旭酒造(山口)の「獺祭二割三分」やスパークリングのお酒が提供されます。浴衣で来場されるお客さんがとても多いようで、お酒片手に作品を鑑賞することができます。毎週木曜の"獺祭ナイト"には蔵元も来場されるそうです。

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まだまだ暑くなるこれからの夏。浴衣で夕涼みをしながら、華やかに日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(文/古川理恵)

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