新生活への準備や環境の変化など、4月は何かと忙しい時期です。歓迎会などでお酒を飲む機会も多く、体が疲れているのを感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな時にオススメしたいのが甘酒です。「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高く、日本では古来から愛飲されてきました。そのまま飲んでも美味しいですが、少しクセがあるように感じられたり、独特の風味に苦手意識を持っている方もいらっしゃるかと思います。

今回は、そんな甘酒にフルーツを加えて飲みやすく、より栄養価を高くした甘酒スムージーのレシピをご紹介します。

マンゴー×桃!「ビタミンたっぷりスムージー」

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最初にご紹介するのは、マンゴーと桃を使ったスムージーです。どちらも缶詰や冷凍のパックなどで手軽に用意できるため、思い立った時にすぐ作れるのが魅力です。

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<材料>
甘酒 50ml
カルピス 30ml
缶詰の桃 4切れ
冷凍マンゴー 30g

今回使ったのは、粉末をお湯で溶くタイプの甘酒ですが、ご家庭にあるものをお使いください。
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材料を全て揃えたら、ミキサーに入れて撹拌します。桃は、あらかじめ少し小さめに切ってからミキサーへ入れると、口当たりがよくなります。

マンゴーには、ビタミンA・C・Eの3つがすべて入っていて栄養価が高いのが特徴です。桃は、グラム数あたりのカロリーが低いのに糖度が高いため、他の糖質を加えずにスムージーにしても、十分美味しさが楽しめます。

しっかりとした甘さが楽しめるうえに、ビタミン類が豊富なスムージーになっています。カルピスを加えて飲みやすくしてあるので、米麹から作ったアルコールを含まない甘酒でつくれば、お子様にもオススメです。

ヨーグルト×豆乳!「女性にうれしいスムージー」

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次にご紹介するのは、豆乳とヨーグルトを使ったスムージーです。春のくだものの苺を使うと、見た目もきれいに仕上がります。

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<材料>
甘酒 50ml
豆乳 70ml
苺 6つ
ヨーグルト 大さじ3杯
砂糖 小さじ2~3杯

苺はあらかじめ凍らせておき、凍ったままミキサーで撹拌させます。苺の粒が細かくなったら完成です。今回は成分無調整の豆乳を使いました。甘さを足すために少し砂糖を入れていますが、お好みで量を調節してください。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌により、整腸効果が期待できます。また、豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするため、月経による痛みなどで悩む女性にも効果を発揮します。

スムージー自体の味は、甘酒がふんわりと香るものの、ヨーグルトによってかなりさわやか味わいに仕上がっています。食欲がない朝の食事代わりにもぴったりです。

いかがでしたか? 栄養価の高い甘酒を飲みやすく、さらに栄養を加えたドリンクにできるスムージーは、1杯に嬉しい成分が凝縮されているので、男女問わずオススメです。自分の体調や得られる効能によって、甘酒とフルーツをいろいろと組み合わせて楽しんでみてくださいね。

(文/鈴木紗雪)

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