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口福な酒と肴〜酒が喜ぶ幸せレシピ その16 「花巴 水酛 純米 無濾過生原酒」と 春雨のサラダ

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お酒の造りには、生酛、山廃、速醸などがありますが、今回選んだのは「水酛」で仕込まれた奈良県のお酒です。水酛とは、生の米を水に浸して腐らせることで醸造に必要な乳酸発酵を促す手法。もともとは奈良県の寺院で創醸された方法だというので、地域特性のある1本と言えるでしょう。

本日のお酒は「花巴 水酛 純米 無濾過生原酒」

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最初の香りは、鼻をくすぐるような甘く艶かしい酸の香り。口に含むとなめらかでまろやかな旨みが広がります。口内にまとわり付くとろみがあり、果汁があふれるような感覚。後半も酸と甘みが攻めてきて、最後までコクがあります。香りは少ないものの旨みの余韻が長く、いつまでも口の中にまろやかな酸とボリュームのある甘みが残ります。

乳酸も酵母も無添加の、古くて新しいお酒です。こんな甘酸っぱい味わいのお酒には、いっそのことエスニックを合わせちゃいましょう!

春雨サラダ

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<材料> 2人分

・えび 6尾
・豚ひき肉 200グラム
・きくらげ(乾燥) 4グラム
・にんにく 1かけ
・紫たまねぎ 1/2個
・きゅうり 1/2本
・春雨 100グラム
・青唐辛子 1/2本
・ごま油 小さじ2
・パクチー 適量
・ナンプラー 大さじ3
・ライム汁 大さじ3

<作り方>
1. 湯を沸かし、春雨、えびを入れる。1分ほど茹で、水気を切り、ボウルにあげてラップをして置いておく。
2. 玉ねぎときゅうりは薄切りに。きくらげは水で戻す。
3. フライパンにごま油を入れ、豚ひき肉とみじん切りのにんにく、青唐辛子、細切りのきくらげを炒める。
4. 1のボウルに炒めた具材を油ごと入れ、玉ねぎときゅうり、調味料といっしょに和える。
5. 器に盛り、ざく切りにしたパクチーを乗せる。

春雨はボウルで蒸している間に少しくっついてしまいますが、調味料を加えてほぐしながら混ぜれば大丈夫。ポイントはひき肉をしっかり炒めること。出汁代わりになるし、脂がコクとなって春雨に絡まります。

タイ料理の定番、春雨サラダ。ナンプラーの熟成された風味とパクチー独特の香りが驚くほど花巴に合うのです。ライムの爽やかな酸味と豚肉のボリューム感が調和し、玉ねぎときゅうりの食感が後味をよくしてくれます。

パクチーが苦手な方は、残念ですが外しても構いません。ナンプラーも苦手というなら、薄口醤油で代用できます。しかし、ナンプラーと花巴のマリアージュ、一度お試しいただければ嬉しいです。

(文/まゆみ)

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まゆみ

酒匠、料理研究家。1日も欠かすことなく酒を呑み続ける、驚胃の持ち主。郷土料理を大事にし、添加物の無い食卓を心がけている。ブログ「スバラ式生活」は人気。著書に、うち飲みレシピ、スバラ式弁当がある。

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