こんにちは!SAKETIMESライターの三浦 環です。
今回は、大人気の日本酒バル「青二才」の神保町店に伺ってきました。
青二才はどんなお店?
「青二才は日本酒専門店ではない」
青二才には生ビール・果実酒・ワイン・ウイスキー・焼酎など日本酒以外のお酒もあります。飲みに来た時に、そこに日本酒があり、頼んだ時の飲みの場が楽しい、ということを伝えることが重要なのだそうです。慣れ親しんだ方にとっては専門店という存在はありがたいものですが、初めての方にとってはこのような場は貴重な存在になることでしょう。日本酒を肩肘張らずに楽しめる場にしたい、と小椋さん。
小椋さん自身が日本酒にはまるきっかけとなったのは、お酒を各ジャンルごとに掘り下げて調べていった時に日本酒が一番反応が良かったからだそうです。自分が飲み手になった時も売り手の方が好きな日本酒に対する反応を示してくれたり、蔵元・酒販店・農家・売り手・飲み手の繋がりが増えたり、好きで応援している人の集まりがあること、日本酒自体を応援する良い人の輪がある、というのが魅力を感じる点とのこと。
「最初の乾杯はビールでも、2回目の乾杯は日本酒で。乾杯は何度してもいいので」と笑顔で語っていただきました。
少量から愉しめるのが嬉しい!日本酒メニュー
こちらの日本酒の愉しみ方は
・少量(60ml)から愉しめる
・量ごとに均一の料金
・70~80種類の日本酒が愉しめる
などの特徴があります。
3勺 370円・5勺 480円・8勺 730円・1.5合 1,380円で注文することができ(1勺は18ml)、1合で燗酒を注文することができます。お酒の種類も多く70~80種類もあるため、メニューに載りきっていないお酒も店員さんとの会話の中で選んでもらうことができます。
提供はフルートグラスがメインで、他にワイングラスやおちょこもあります。お燗はオススメもありますがどのお酒でも可能です。メニューは毎日変わり、少量からでも愉しめるので好きなものを知らず知らずのうちに見つけられますよ!とのことです。お酒メニューの裏側にはこんな表現の一例も。甘口や辛口だけではなく様々な感じ方を見つけられますね♪
こだわりのおつまみ
・本日の天日干し魚
日本酒を通して知り合った干物名人、伊豆網代(漁場)の「干物のふじま」の干物が愉しめます。こちらの干物は通常のものより干す時間が少なく、海風で2~3時間程度しか干さないためジューシーな味が特徴とのこと。地鯖・金目鯛・鯵・海老・カサゴなど季節ごとにいろいろな魚がメニューにのぼります。
・岐阜県恵那市産の契約栽培こしひかりのおむすび
小椋さんの出身地である岐阜県恵那市のこしひかりを店内で精米し、精米したてのお米を炊き上げるそうです。このお米の食味値(100点満点で表し、数値が高いほどおいしいお米。平均は65~70点。)は約90点でとてもおいしいお米なのだそうです。
隠れ○○を探せ!!
お店に入って、まず目につくのが壁一面に並んだ銘酒「川鶴」の瓶。こちらの瓶は香川県にある川鶴酒造さんに特注したもので空瓶に栓をしたものが並んでいるとのこと。その数、約200本!!全て同じラベルのように感じますが、同じものは9割5分で残りは米違いや仕込み違いのラベルが異なる瓶なのだそうです。飲んでいる時にみんなで「隠れ川鶴」を探すのも一つの愉しみになりますね♪
テラス席でも愉しめる!
こちらの店舗の特徴として、テラス席があることが挙げられます。周りに民家はなく、落ち着いたオフィス街の一角なので外にも席を構えることができる環境。隣にはクラフトビールのお店もあり、両店のテラス席ではテーブルでのその場の会計でもう一店舗のメニューが楽しめるとのことです。夏は日本酒の飲めるビアガーデンを愉しめますよ!と小椋さん。
青二才 神保町店、色々な愉しみ方ができる素敵なお店でした。みなさまも是非、足を運んでくださいね!
◎ 青二才 神保町店
住所:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア1階
TEL:03-5244-5244
営業時間:月曜〜金曜 11:30 〜 14:00 / 17:00 〜 24:00 ( LO 23:00 ) 土曜日 17:00 〜 24:00 ( LO 23:00 )( 日曜祝日定休 )
アクセス:お店より「青二才へお越しのお客様は地図をご参考ください。お客様のご来店、心よりお待ちしております。場所が分からない、付近まで来たけど 迷ってしまった、というお客様はどうぞお気軽にお電話ください。スタッフが、青二才までの道順を懇切丁寧にご説明させていただきます。」
◎ 青二才店舗情報
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