日本人は昔から季節に合わせて、さまざまなお酒の楽しみ方をしてきました。桜が咲く3, 4月は、お花見の季節ですね。

春は桜を愛でながら一杯

桜が咲く時期になると、人々は食べ物や飲み物を持ち寄り、野外で宴会をします。

この「お花見」の風習は、なんと平安時代(8世紀後半)ぐらいにはもう始まっていたとか。

海外のお花見事情

日本国内のみならず、桜の名所は世界中にあります。

たとえば、アメリカのワシントンD.C.。
とてもキレイな風景ですが、日本のお花見とは様子が違います。

アメリカでは、公共エリアでの飲食が禁止されていることが多く、お花見をしながら飲み食いしている人がとても少ないのだそう。

同様に海外では、公共の場で飲食をすること(特に飲酒)を禁じる国や地域が少なくありません。公園のようなたくさんの人が集まる野外で宴会をする日本のお花見は珍しいようですね。

花見酒で乾杯!

お花見のときに飲む日本酒のことを「花見酒」といいます。こちらは、落語の噺を由来とする言葉で、俳句では春の季語にもなっているそう。古来からお花見には日本酒が欠かせないことがよくわかりますね。

季節を感じながらお酒を飲むのは今も昔も変わらないようでございます。

(文/SAKETIMES編集部)

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