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松竹梅白壁蔵のパリ営業所、梶さんにインタビュー【前編】

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スペイン、マドリードでSAKETIMESライターとして記事を書かせて頂いている大倉です。
私は日本食文化に欠かせない日本酒が、スペインの方にどのように受け入れられているか、みなさんにお伝えできればと思っております。

スペインは世界的にも食文化で有名にもかかわらず、他のヨーロッパの国々(イギリス、フランス、ドイツなど)とは違い、日本酒を飲まれる環境がまだ少ない部分もあるので、日本の酒造で働く方に直に会って話を聞けることはまず無いのですが、今回は宝酒造、松竹梅白壁蔵のパリ営業所勤務1年の梶さんがスペイン、マドリードで行われた日本酒セミナーに参加されたので、スペインでの日本酒市場についてインタビューさせていただきました。

今回は日本人から見たスペインでの日本酒状況をお伝えしたいと思います。

スペインでの第一印象を聞かせて下さい。

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「スペインでの営業の場合、まずベース(日本酒とは何か?)を知らないということを前提として話し始めないといけない。日本酒を知っていることを前提として話始めると、相手側にポカーンとされて何を話しているのか分からないことがあった。スペイン人には、まだ日本酒は未知なる飲み物なので、日本酒とは何かということから話し始めないと飲んでもらえない状況です。」

スペイン人に日本酒をすすめるコツ

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「多くのスペイン人に、「日本酒はアルコール度数が高い(蒸留酒)」と思われがちなので、日本酒とは何かというベースを説明する前に、松竹梅白壁蔵の商品の中に『スパークリング澪(MIO)』という低アルコール(5%)で甘口の清酒があるので、MIOを飲んでもらいます。

MIOは日本人が飲んでもびっくりするぐらい飲みやすいので、スペイン人が「これSAKEなの?」ってびっくりした時点で、日本酒とは何かというベースを説明していきます。

MIOは米からできると説明すると、ほとんどのスペイン人はリンゴ等、果物からできていると想像するみたいで、またびっくりし、そこでまたスペイン人の興味をそそります。そこから純米酒、吟醸酒などを飲んでもらいます。」

スペイン人の日本酒の受け入れ反応は?

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1つ目はスペインの方は甘い物に対しても好反応を示してくれる。日本の場合は女性の方は甘い物に対して好印象の方が多いのですが、男性は抵抗がある方が多いです。しかしスペインでは女性、男性に関わらず甘い物でも受け入れてもらえます。

2つ目は良い意味でも悪い意味でも、スペインはフランスに比べるとまだ日本酒が全国に広まっていないので悪い偏見を持っていません。スペインではSAKE自体を飲んだことが無い人が圧倒的に多いので、とりあえず試してもらえます。逆にフランスの場合は日本酒を勧めると、たまに日本酒に対して悪い偏見を持っている方がいたりして試してさえもらえない場合がありますね。」

このように、同じヨーロッパでも文化差が見られるようです。

次回は梶さんインタビュー後編をお伝えします。

 

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