※IWC2022「SAKE部門」の受賞結果は以下から。
2018年7月11日(日本時間)に「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2018」SAKE部門のチャンピオン・サケとグレートバリュー・アワードがロンドンで発表されました。速報でお伝えします。
世界的なワイン品評会「IWC」とは?
世界最大規模のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」は、毎年ロンドンで行われる"世界でもっとも大きな影響力をもつ"といわれるワインのコンテストです。
そんなIWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は、"外国人の口にも合う日本酒"として国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めています。
2018年のSAKE部門は山形県で審査会が行われました。「普通酒の部」「純米酒の部」「純米吟醸酒の部」「純米大吟醸酒の部」「本醸造酒の部」「吟醸酒の部」「大吟醸酒の部」「古酒の部」「スパークリングの部」の9カテゴリーで、それぞれブラインドテイスティングによって審査されました。
審査結果に応じて与えられる評価は「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つ。さらに、ゴールドメダルを獲得した出品酒のなかで特に優れたものに対して「トロフィー」の栄誉が与えられ、その「トロフィー」を獲得したなかからたったひとつの銘柄に、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授けられます。
また、ゴールド・シルバーメダル受賞酒のなかで、日本での小売価格が1,000円以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを発揮した酒に与えられるのが「グレートバリュー」。こちらも、さらにそのなかからひとつの銘柄が「グレートバリュー・アワード」に選出されます。
「チャンピオン・サケ」受賞酒
- 「奥の松 あだたら吟醸」(奥の松酒造株式会社/福島県)
「グレートバリュー・アワード」受賞酒
- 「月桂冠 特選 本醸造」(月桂冠株式会社/京都府)
「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」受賞蔵
- 東北銘醸株式会社/山形県
受賞蔵のみなさま、本当におめでとうございます!
「IWC 2018」SAKE部門のトロフィー/ゴールドメダル受賞酒一覧はこちら。
(文/SAKETIMES編集部)