2022年5月17日に、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2022のSAKE部門におけるトロフィー受賞酒が発表されました。速報でお伝えします。

世界的なワイン品評会「IWC」とは?

世界最大規模のワイン品評会「IWC」は毎年ロンドンで行われ、"世界でもっとも大きな影響力をもつ"といわれるワインのコンテストです。

そんなIWCに「SAKE部門」が誕生したのは2007年。以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目され、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めてきました。

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2022

2022年のSAKE部門は「普通酒」「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」「スパークリング」「古酒」の9カテゴリーに分けられ、それぞれの部でブラインドテイスティングによる審査が行われました。

審査結果に応じて与えられる評価は「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つ。さらに、ゴールドメダルを獲得した出品酒のなかで、特に優れたものに対して「トロフィー」の栄誉が与えられ、その「トロフィー」を獲得したなかからたったひとつの銘柄に、SAKE部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」の称号が授けられます。

また、ゴールド・シルバーメダル受賞酒のなかで、日本での小売価格が1,000円以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを発揮した酒に与えられるのが「グレートバリュー」。こちらも、さらにそのなかからひとつの銘柄が「グレートバリュー・アワード」に選出されます。

IWC2022「SAKE部門」トロフィー受賞酒一覧

2022年のSAKE部門は1,732銘柄が出品。そのうち、32点がトロフィーに輝きました。

  • 普通酒 部門
  • 本醸造酒 部門
  • 純米酒 部門
  • 純米吟醸酒 部門
  • 純米大吟醸酒 部門
  • 吟醸酒 部門
  • 大吟醸酒 部門
  • 古酒 部門
  • スパークリング 部門
  • グレートバリューサケ

※「県名トロフィー / 地名トロフィー」:「トロフィー」銘柄にはわずかに及ばなかったものの、高い評価を得た、産地が異なる次席の銘柄に授与されるもの

◎普通酒 部門

  • 普通酒トロフィー:「小町桜」有限会社 渡辺酒造店(岐阜県)
  • 秋田・普通酒トロフィー:「天の戸 貴醸酒 貴樽」浅舞酒造株式会社(秋田県)

◎本醸造 部門

  • 本醸造トロフィー:「愛宕の松 別仕込本醸造」株式会社 新澤醸造店(宮城県)

◎純米酒 部門

  • 純米トロフィー:「群馬泉 舞風」島岡酒造株式会社(群馬県)
  • 千葉・純米トロフィー:「仁勇 純米酒」鍋店株式会社(千葉県)
  • 新潟・純米トロフィー:「八恵久比岐 DAICHI」頚城酒造株式会社(新潟県)
  • 静岡・純米トロフィー:「高砂 山廃純米辛口」富士高砂酒造株式会社(静岡県)

◎純米吟醸酒 部門

  • 純米吟醸トロフィー:「磯自慢 純米吟醸」磯自慢酒造株式会社(静岡県)
  • 岩手・純米吟醸トロフィー:「心星」菊の司酒造株式会社(岩手県)
  • 山形・純米吟醸トロフィー:「初孫 いなほ 純米吟醸」東北銘醸株式会社(山形県)
  • 栃木・純米吟醸トロフィー:「旭興 純米吟醸ver6」渡邉酒造株式会社(栃木県)
  • 奈良・純米吟醸トロフィー:「春鹿 純米吟醸 生原酒」株式会社 今西清兵衛商店(奈良県)
  • 高知・純米吟醸トロフィー:「美丈夫 純米吟醸 CEL-24」有限会社 濵川商店(高知県)

◎純米大吟醸酒 部門

  • 純米大吟醸トロフィー:「初亀純米大吟醸 亀」初亀醸造株式会社(静岡県)
  • 山形・純米大吟醸トロフィー:「SAKE HUNDRED 天雨」Clear Inc./奥羽自慢株式会社(山形県)
  • 鶴岡・純米大吟醸トロフィー:「極幻」REBORN inc./奥羽自慢株式会社(山形県)
  • 宮城・純米大吟醸トロフィー:「零響 -absolute 0- 2021」株式会社 新澤醸造店(宮城県)
  • 茨城・純米大吟醸トロフィー:「森嶋 雄町 純米大吟醸」森島酒造株式会社(茨城県)
  • 三重・純米大吟醸トロフィー:「おかげさま純米大吟醸」株式会社 伊勢萬(三重県)
  • 奈良・純米大吟醸トロフィー:「梅乃宿 Unfold SAKE」梅乃宿酒造株式会社(奈良県)
  • 高知・純米大吟醸トロフィー:「桂月 Sake Nature」土佐酒造株式会社(高知県)

◎吟醸酒 部門

  • 吟醸トロフィー:「澤姫 吟醸酒 真・地酒宣言」株式会社 井上清吉商店(栃木県)
  • 富山・吟醸トロフィー:「羽根屋 吟醸」富美菊酒造株式会社(富山県)

◎大吟醸酒 部門

  • 大吟醸トロフィー:「出羽桜 大吟醸」出羽桜酒造株式会社(山形県)
  • 茨城・大吟醸トロフィー:「御慶事 大吟醸」青木酒造株式会社(茨城県)
  • 長野・大吟醸トロフィー:「夜明け前 大吟醸」株式会社 小野酒造店(長野県)
  • 新潟・大吟醸トロフィー:「みなも中汲み大吟醸原酒 広島吟醸酵母」吉乃川株式会社(新潟県)

◎古酒 部門

  • 古酒トロフィー:「満寿泉 オーク樽熟成 貴醸酒」株式会社桝田酒造店(富山県)
  • 福井・古酒トロフィー:「梵・天使のめざめ」合資会社加藤吉平商店(福井県)
  • 兵庫・古酒トロフィー:「黒松白鹿 熟成古酒2010年醸造720ml」辰馬本家酒造株式会社(兵庫県)

◎スパークリング 部門

  • スパークリングトロフィー:「米鶴 スパークリング・ロゼ」米鶴酒造株式会社(山形県)
  • 山口・スパークリングトロフィー:「雁木 スパークリング 純米」八百新酒造株式会社(山口県)

グレートバリューサケ受賞酒一覧

日本での小売価格が1,000円以下、かつ生産量が四合瓶換算で10万本以上という優れたコストパフォーマンスを発揮した酒に与えられる賞です。

  • 純米酒:「仁勇 純米酒」鍋店株式会社(千葉県)
  • 本醸造:「愛宕の松 別仕込本醸造」株式会社 新澤醸造店(宮城県)
  • 普通酒:「小町桜」有限会社 渡辺酒造店(岐阜県)

速報は以上です。

受賞蔵のみなさま、本当におめでとうございます!

「チャンピオン・サケ」は7月7日に発表!

SAKE部門の最高栄誉である「チャンピオン・サケ」と、「グレートバリューアワード」は7月7日に発表されます。今年のチャンピオン・サケに選ばれるのはどの銘柄なのか、期待が高まります。

「IWC 2022」SAKE部門のトロフィー受賞酒一覧はこちら
「IWC 2022」SAKE部門のグレートバリューサケはこちら

(文/SAKETIMES編集部)

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