SAKETIMESをご覧のみなさん、こんにちは。週刊KURAND編集部です。

KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」は全国各地の約100種類の日本酒が、時間無制限で自由に飲み比べできるお店です。

当店は”飲み放題”ではなく”飲み比べ”をコンセプトとして、日本酒をみなさんに紹介しています。

前回の記事でもお伝えしましたが、私たちKURANDは日本酒専門の酒屋です。今回は、なぜ酒屋である私たちが「KURAND SAKE MARKET」のような飲み比べ業態を運営するのかをお話します。

スタッフがお客さまに気軽にお酒をすすめることができます

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私たちは酒屋です。KURANDスタッフは全国各地の蔵元を訪ね、味わいはすばらしいが、まだ表舞台には出ていない日本酒を探し、提携先の蔵元から直接仕入れています。酒屋とは全国の蔵元の旬な日本酒を仕入れて、みなさんにお届けする商売であり、それが使命です。

日本酒は飲み物であり、嗜好品であるため、実際に飲んでみないと好みかどうかわかりませんし、伝わりません。日本酒を伝える立場として、私たちが蔵元から責任を持って仕入れた日本酒を、みなさんに一口でも口にしてもらい、まずは味わってもらう必要があるといつも感じていました。

そこで飲み比べ業態が必要になります。この業態を私たち酒屋が運営することで、私たちは気軽に一杯から、お客さまに日本酒をすすめることができるようになります。試飲会場に近いですね。

みなさんが自由に気軽に日本酒を楽しめる

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私たちKURANDはみなさんに、自由に、気軽に日本酒を楽しんでもらいたいと考えています。普通の居酒屋や飲食店の場合、1合(180ml)で◯◯円等の量で販売されていて、2~3種類飲むとお腹も気持ちも満たされてしまうことが多いです。また杯売のお店でも、1杯単位の注文になると、銘柄や価格を気にして日本酒を選んでしまいます。

私たちKURANDが運営している飲み比べ業態は、お金も時間も料理も気にせず、自由に日本酒と出会える場所です。みなさんにたくさんの日本酒との出会いを楽しんでもらうために、この業態が必要だと感じました。

またKURANDでは有名な銘柄は取り扱っていません。これは私たちが大切にしてる価値観であり、銘柄が有名かどうかで日本酒を選ばず、気になった日本酒を気軽に楽しんでほしい。この飲み比べ業態には、みなさんに対するそんな思いもあります。

日本酒は飲み比べることで価値が生まれる

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日本酒は、土地・季節・造り手・製法・原材料・保存方法・飲み方・合わせる食事で、味わいに変化が生まれます。この違いを体感してもらうことが、日本酒の新しい価値に繋がると私たちKURANDは考えています。

私たちは酒屋として、その楽しみをみなさんに提供しなければなりません。より多くの蔵元と密な関係を築き、良い状態で日本酒を仕入れて、みなさんに楽しんでもらう場所。それが飲み比べ業態「KURAND SAKE MARKET」です。

日本酒は決して難しくありません

私たちKURANDスタッフが、気軽にみなさんに日本酒をおすすめできるため。みなさんが、自由に選べるため。飲み比べることで新しい価値が生まれるため。これらが、私たちKURANDという酒屋が飲み比べ業態を運営する理由です。

日本酒は決して難しくありません。複雑な用語も、有名な銘柄も、無理に覚える必要もありません。私たちKURANDは多くの蔵元に会いますが、造り手のみなさんが口を揃えて言うのが「日本酒はただ楽しく飲んでくれればいい」ということ。

私たちKURANDを通じて日本酒を楽しんでいただき、そのなかで「私はこの日本酒が好き!」という素敵な出会いが生まれれば嬉しいです。新しい日本酒との出会いを楽しみたい方、ぜひ一度「KURAND SAKE MARKET」にお越しください。スタッフが丁寧に日本酒を紹介いたします。

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